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修学旅行二日目 職場体験・販売実習

 修学旅行2日目、本日は本校の修学旅行で最も大切な活動である「宗谷産ホタテ販売実習」活動が行われます。これは、宗谷漁協の協力のもと、宗谷産ホタテ活貝を販売先のお店に卸していただき、修学旅行先の札幌で販売活動をさせていただくという活動です。

 また、先日、高橋はるみ知事にプレゼントした、宗谷中学校で製造したホタテの燻製も流通経路にのせて卸し、お店の方で販売させていただきます。

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 午前中は、各グループ毎に希望した場所へ職場見学・体験に出かけました。生徒達は、ゲーム関係専門学校・建築士の仕事体験・鍼灸師体験・美容専門学校でのカット体験など、それぞれ興味のある分野を学びました。ご協力いただいた専門学校の皆様、本当にありがとうございました。


 自主研修を挟んで、午後はいよいよ販売実習へ。今回ご協力いただいた店舗は「札幌東光ストア」の自衛隊前店さんと大谷地店さんの2店舗です。

 店舗に着くとそれぞれ担当の方と挨拶をして売り場へ出る準備をします。衛生面に気をつけるための髪の毛を覆う帽子をしっかり被ると、いよいよ販売実習が開始だという実感が湧いてきます。

 今回は販促物として、のぼりの他に、PRビデオや店頭展示用パンフレットなども作成しました。これらの生徒の作品については、後日、学校日誌の水産活動報告の方で紹介したいと思います。

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 売り場に出た生徒達は、先輩の活動を水産タイム発表会などで目にしているからか、最初から声を出して販売を頑張ろうという気持ちを持って挑んでいました。鮮魚コーナーでは
「宗谷産ホタテはいかがですか」
「バター焼き、刺身などがおいしいですよ」
と、呼び込んだり、お客様に説明します。足を止めてくれた方と対話をすることの難しさを感じながらも、どうやったら商品を手にとってくれるか奮闘していました。

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 店頭では宗谷をPRするパンフレットを配布すると共に、鮮魚コーナーでの販売をアピール。後の感想で生徒の一人が
「パンフレットをなかなか受け取ってもらえない時はショックだったが、お客様と目線を合わせて話すと受け取ってもらえるようになった」
と語っていました。また、自衛隊前店さんでは、昨年度行わせていただいた店頭アナウンスも今回やらせていただくことに。原稿の方を用意していただきありがとうございました。

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 ホタテ燻製販売は、カートで移動しながら、お客様への試食とともに販売。パンフレットを見てくれた方の多くが足を止めていただきました。また、燻製について
「中学校の学習で作っているんですか?」
「学校に燻製を作るための施設があるんですか?」
と質問をしてくださる方もおり、宗谷中の活動に関心を持っていただけました。各店舗50パックずつを用意しましたが、両店舗で見事完売。完売したときは生徒達の喜びも増し、ホタテ活貝の販売にも力が入ります。

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 約2時間の活動で活貝の方もほぼ完売させることができました。また、東光ストアさんの方で、宗谷産タコの方も用意していただいたおかげで、後半にタコの販売も3年ぶりに行うことができました。

 実習終了後、お店の担当の方から講評をいただき、
「今回の学習を通して、ものを売る大変さを感じ取って欲しい」
「社会に出ても教えを受ける機会は必ずあるので、自分がという思いよりも他の人のことを思いやる心を大切にして欲しい」
という励ましのメッセージもいただきました。また、生徒達にプレゼントも用意して下さいました。東光ストアの方々には、準備から販売のサポートまでたくさんお世話になりました。本当にありがとうございます。

 販売実習の反省で、ある生徒が
「今日は、自分達の修学旅行の小遣いより少し多いぐらいのお金でも、それを稼ぐと言うことがとても大変だということを実感した」
という感想を話していました。また、多くの生徒が
「完売できたときは本当に嬉しかった」
と、充実した表情で語っていました。働くことの大変さと尊さ、そして、自分達の勧める商品が受け入れられた喜びなど、さまざまな思いを大切にし、今後の学習や人生に活かしていくことができれば、と感じます。