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修学旅行-「販売実習」への激励に寄せて

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 学校に嬉しいメールが届いた。札幌在住の方からのものである。

「稚内市立宗谷中学校3年生の皆様へ
 こんにちは、札幌市厚別区のFといいます。
 過日(9/12 水)厚別区東光ストアー大谷地店での販売お疲れ様でした。
 売上げ並びにお客様の感触は如何でしたか?
 買い物で通りかかったところ、皆様の姿が目に入りました。
 店内でのお客様への声かけや、現物を持っての店内移動販売の姿・・・
 皆様の直向(ひたむき)な姿に感動しました。
 これからも、自分たちの住んでいる地域の営みを自信を持ってPRしてほしいと
 思い、メール しました。
 手作りのチラシ、これも、皆様の思いが伝わって来ました。
 宗谷中学の伝統ともいえるこの営みが継続される事を願っております。
 追伸 ビールのつまみに最適ですよ。」

 3年生が修学旅行で行った、販売実習=ふるさと宗谷のホタテと宗谷中のホタテ燻製をお店で販売したことに対する激励メールである。

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 札幌の店舗での販売は、宗谷とは縁もゆかりもない、一般のお客様相手の商いである。嬉しい声かけもある一方、声をかけても素通りされたり、チラシを受け取ってももらえなかったりする。お客様は消費者であるから、販売する商品に関心がなければ、そういう対応は勿論当たり前である。今回の販売実習でもそんな場面があったようだ。でも、それにめげずに、声かけしPRし、ホタテや燻製を完売し、おまけに宗谷のタコまで売り切った3年生。
 そんな場面を見て、感動を覚えてくれた人がいた。
 地域に根ざした教育活動に共感し、継続を願い、子ども達を激励くれる人がいた。
 縁やゆかりはなくとも、子ども達の直向きさは人の心を動かし、子ども達をそうさせる教育への期待や願いが世間の中にはある。子どもには価値あるものに直向きにがんばる人に育ってもらいたい。そして、子ども達が主体的にがんばっていくような教育を学校にはしてほしいという願いが私たちの周りにはある。そのことを、Fさんの激励メールから知らされた。

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 14日(金)夜、修学旅行から帰ってきた3年生は皆、笑顔いっぱいで、引率者の一人であった長末養教の話ではバスの中の解散式で全員が「楽しかった」と感想を述べていたとのこと。きっとそれは、仲間との絆を強められたこととともに、販売実習をやりきった充実感、販売実習を通じて、宗谷中の水産学習とふるさと宗谷への誇りをいっそう高めたことがその要因であったに違いない。
 3年生の皆さん方、お疲れ様。子どもらを支え指導してくれた3年部会の先生方、ありがとう、お疲れ様。そして、販売実習の成立に力を貸してくださっている宗谷漁協の皆さん、東光ストアーの皆さん、誠にありがとうございました。
 最後に、東光ストアーで子ども達と向き合ってくれたすべての皆さんに、心から感謝いたします。本当にありがとうございました!