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小中スポーツ交流―中学校を身近に感じる瞬間(とき)

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 「今日は、どうでしたか?」
 「楽しかったあ!」
 「キャッチボール、上手だったね。」
 「だって、うちのお父さんとやってるもの。」
 沿岸3小学校の5・6年生たちが『小中スポーツ交流』を終え、みな上気した、満足そうな顔で帰っていった。

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 『小中スポーツ交流』は、宗谷中の3つの部活が小学生を迎えて、それぞれに部活を体験させる内容の、沿岸小中連携行事である。
 この行事は、小中のつながりをつくり、小学生の中学校への抵抗感を少しでもなくし、中学生には小学生をお世話し活動させることを通じて、「先輩」としてのプライドや自己有用感を育めたらという思いの中で始まった。今年で6年目を迎える。

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 その行事も、ほぼ定着し、小学生は普段あまりやらないスポーツをすることや中学生に教わること、部活を模擬体験できることを楽しみにやってくる。
 中学生は、来年の部活に入る新人ゲットの機会ともとらえて、自分の部を盛んにアピールしたりもして微笑ましい。閉会式後も、「入ってね」「入ってね」と、小学生に握手で迫るキャプテンもいた。結構きつそうな筋トレを課した部もあったようだが、小学生の「受け」ははたしてどうだったのだろうか? 中学生のたくましさを魅力にできただろうか? 小規模中学校においては、毎年新人が入るかどうかは、まさしく死活問題なのだ。

 「どうしようかな?」
 「中学校になったら、何部に入ろうかな?」
 小学生のそんなつぶやきも聞こえた『小中スポーツ交流』。
中学校に入学するのが楽しみで待ち遠しい…小学生がみんなそんな思いで帰路につくことができていたら、こんな嬉しいことはない。

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