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2学期を振り返って―2012年の最後に

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 昨日、一昨日と全道を襲った冬型気候は、ここ宗谷にも断続的な猛吹雪をもたらしました。幸い、通行止めや校舎被害はなかったものの、前も後ろも真っ白で、頭上の矢印(道路標識)とたまに来る対向車のライトを頼りに車を走らせる緊張感を味わいました。

 さて、2学期もすでに終了し、年の瀬を迎えました。冬休みも早いもので、今日で1週間目です。冬休みに入ってからも各学年が『冬休み学習会』を行い、部活動も行われてきました。
 いよいよ今日は、今年最後の勤務日ですが、学校では2年生が集まってレクの真っ最中です。2学期と冬休み学習会などのがんばりを讃えて楽しもうという企画でしょうか? 今年1年間の学級仲間のまとまりづくりの集大成のイベントでしょうか? 軽快な音楽が流れ、「校内かくれんぼ」のアナウンスと楽しげな子ども達の会話が校長室にも聞こえてきています。
 楽しみ合い、笑顔で2012年を終えることができる学校を嬉しく思います。

 そこで、2学期終業式で子ども達に伝えたことを紹介し、平成24年の最後の『日誌』としたいと思います。

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 今年の2学期は、様々な取り組みがあり、とても中身の濃い4か月でした。
 南中ソーラン全国交流祭・食マルシェ、職場体験・修学旅行・販売実習、中体連新人戦、小中スポーツ交流、文化祭、水産学習発表会、生徒会選挙・生徒総会、基礎学・放課後学習、進路選択…。
 その中を子ども達は過ごし、前向きな変化がありました。みんなで実感し合ったこともありました。「4つのことがあった学期だったと感じている」と、子ども達に伝えました。

 1つめは、子ども達一人ひとりが、確かに成長した2学期であったことです。
 「基礎学」を1つ1つクリアしてきた自分。自分で目標をもち、目標に向かってそれまで以上にがんばる、また、以前の自分よりも自分を甘やかさないようになりました。
 挨拶の声が以前より大きくなった人、自分から挨拶しようとしている人がいます。
 部活のかけ声がだんだん大きくなりました。
 生徒会・文化常任委員会・厚生常任委員会が、3年生を激励しよう、みんなを笑顔にしよう、学校をきれいにしようと、先輩のために、仲間のために、自分達の学校のために何かをしようという企画をしてくれました。
 すべて成長の証です。
 この2学期で確かに成長した自分をしっかり発見し、自信にしてほしいと伝えました。併せて、隣にいる仲間、学級の仲間、部活の仲間もまた、自分と同様に成長しているのだということに発見してほしいとも伝えました。

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 2つめは、仲間の絆が深まった2学期であったことです。それは、生徒総会での自己評価から確信しあいました。
 1年生は、「友と共に努力しよう」と言う目標を掲げ、「前よりクラスの絆が深まった」と振り返りました。
 2年生は、「パズル」(一人ひとりが大切なピース、誰一人として欠かせない)を目標とし、「去年よりみんなで協力できるようになったし、絆が深まった」と振り返りました。
 3年生は、「レッツ エンジョイ!」を目標とし、「半年間であった行事を団結してエンジョイできた」と振り返りました。
 冒頭で紹介した今日の2年生レクは、その後も「絆」をさらに強くしようと試み、また強まっている証ではないでしょうか。

 3つめは、仲間がいるからがんばれる、仲間がいるから高まれることを確かめ合えた2学期であったことです。
 文化祭や水産タイム発表会の準備や発表、日々の部活や学級生活を通じて、そう感じたことを伝えました。
 宗谷中が今、「学校らしい学校になっていると感じている」とも伝えました。

 最後4つめは、地域に支えられ、宗谷を誇りに思えた2学期であったということです。
 食マルシェ、文化祭、修学旅行の販売実習、市長訪問等、それぞれに地域に支えられ応援されて大成功でした。市長さんには、「産業教育は素晴らしい教育活動です。伝統をぜひ後輩に引き継いでいってください。」と励まされ、頼まれたと報告しました。
 産業学習で学び発見したことから、宗谷で生まれ育った誇り、宗谷中生としての誇りが君たちの中に大きくなった2学期ではなかったか、と伝えました。

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 ちょっと長い話を終えて、降壇する時に、子ども達から拍手をもらいました。
 儀礼の拍手ではありますが、子どもらも2学期の自分や学級、行事や学習のことを心の中で振り返り、様々な取り組みを通じて高まった自分と仲間関係、そしてふくらんできた自信や誇り、信頼を感じたからではないかな、と思いました。

 2012年、平成24年も残すところ3日。
 本校に赴任しての4か月半は、あっという間に過ぎ去りました。超過密な日々でしたが、子ども達の努力と成長、笑顔や真剣な表情を見ることができた充実した4か月半でした。
 この『日誌』も1週1~2回でしたが、一応「継続」できたことにほっとしています。
 定期的な「読者(?)」の皆さんに心から感謝致します。
 2013年、平成25年も、子ども達のがんばり、先生方のがんばり、みんなで考えあいたいことを発信できるよう努めていきたいと思っています。

 それでは、皆さん、良いお年を!

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