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平成25年度のスタートに当たって

 週末の度に襲う暴風雪。降り積もる雪に、春はいつ来るのかと思っていた2月・3月。
 でも、春は着実に近づいてきました。気がつくと道路周辺の雪は消え、積雪も日に日に厚みを失っていきました。
 そして、暦は4月に。平成25年度の開始に当たり、ひと言、ご挨拶致します。

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  一人ひとりが、かしこく・やさしく・たくましく育つ宗谷中学校をめざして
  ―家庭・PTAと力合わせし、地域のご支援・ご協力に感謝しながら―

                       宗谷中学校 校長  鎌田 正之

 4月5日に着任式・始業式、8日には11名の新入生を迎えて入学式を執り行い、生徒34名と教職員14名、総勢48名で平成25年度のスタートを切りました。
 入学式には、町内会長さん・婦人部長さんをはじめとする地域の皆さん、畑PTA会長を先頭に保護者の皆さんのご列席をいただき、厳粛な中にも温かな眼差しに満ちた式にしていただき、新1年生も安心した表情で晴れやかに式場を後にしました。
 今年は、「一人ひとりが、かしこく・やさしく・たくましく育つ宗谷中学校」をめざしていきます。このことは、教職員の間だけではなく、始業式と入学式を通じて「学校の主役である」生徒達とも共通にしました。
 「かしこく・やさしく・たくましい」子どもは、宗谷沿岸の保育所から小学校・中学校の12年間で育てたい姿です。小学校まで、そして中1・中2で身につけた力をベースに、34名全員がさらに「かしこく・やさしく・たくましく」育つ1年にしていきます。
 また、生徒会では、互いのいっそうの心の通い合いや楽しい学校をめざし、「明るく元気に挨拶する運動」に力を入れています。どうか家庭・地域でも、子どもたちとの挨拶を通じた交流と激励をお願い致します。

 先日、本校の特色であり、地域の誇りを育てる―産業教育へのご支援のお願いに、宗谷漁業協同組合にご挨拶に伺いました。
 厳しい情勢の中にもかかわらず、引き続く支援を快諾していただきました。また、1年生が体験実習するエビ籠漁の許可申請についても受け取っていただきました。誠にありがとうございます。
 また、今週末から燻製作りを早速始めるのですが、材料のタコとホタテの調達についてご協力をいただけることになり、日程についてのご連絡も受けました。心から感謝申し上げます。
 子どもが、父親の仕事、地域の基幹産業である漁業の実際にふれるような体験的な学習は、実に価値あるものです。しかし、その学習は学校だけでは展開できません。まさに、地域のご支援とご協力があって成立する学習です。
 先般も、毎年エビ籠作りのご指導をいただいている、叶野さんにお会いした際、
「目が良く見えなくなったから、作る作業をするのは難しいんだ」
と言われ、ドキリとしましたが、
「教えるくらいならできるよ」という有難い言葉をいただいています。

 毎年、地域のご支援・ご協力があって成り立っている産業学習。学習の成立と様々なご支援・ご協力を、決して当たり前と思わずに、「感謝の心」で喜びたいと思います。

 平成25年度も、地域の期待に応える学校づくりを進め、家庭・PTAと力を合わせて子ども達一人ひとりの成長を図り、信頼をかちえるよう努力していきます。また、沿岸保小中連携・沿岸子育て運動の核となる宗谷中学校となるよう努力していきます。
 保護者・地域の皆様、どうかこれまで同様、学校への厚いご支援・ご協力、様々な機会において子ども達への大きな応援・励ましをいただけますようお願い致します。

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