11月25日(金)5~6時間目に「水産タイム発表会」が行われました。
これは、宗谷中の特色ある教育活動「産業教育」の学習内容について、各学年が発表を行う活動であり、「総合的な学習」のまとめにもなっています。
発表会には父母やお世話になった地域の方々、そして沿岸小学校の高学年の児童たちが参観に来てくれました。
1年生はホッカイシマエビの生態や浅海増殖センター見学で学んだ内容を、スライドとイラストを用いて発表しました。エビ籠漁体験学習をもとにしながら、エビの視点で語られるユニークな発表は、とてもよくまとまっていました。
2年生はタコの燻製作りと地域への配布活動を通して学んだことを、3つのグループに分かれて発表しました。タコの加工場見学から学んだことについては、人形劇風の寸劇で、小学生にもわかりやすい発表が印象的でした。
3年生は魚介類の流通をテーマに、修学旅行で行った活ホタテ販売実習に向けた活動をもとにして発表が行われました。
流通については、実際に宗谷中で製造したホタテ燻製を宗谷漁協に卸して商品の流れを追い、その結果についてスライドを駆使して発表したり、宗谷産ホタテのPR方法について実践したことをもとに検証したりなど、課題解決を意識した発表になっていました。
最後にゲストアドバイザーの地域の方から助言をいただき、今年の成果と来年に向けての課題を整理することができました。
足を運んで下さった父母の方々、そして地域の皆様、ありがとうございました。