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管内中体連―敗戦の中でも味わえた満足感

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 管内中体連が終わりました。
 戦績自体は、残念な結果でした。
 野球部は、1回戦負け。3対6で拓心中学校に逃げ切られました。
 羽球部は、団体戦男女ともに1回戦敗退。個人戦では、女子シングルスで1勝しベスト16に残ったのが最高位で、残りのシングルス・ダブルスは1回戦で涙をのみました。
 女子卓球部は、団体では予選リーグ全敗。個人戦では、勝利を得た子もいましたが、最高位はこれまたベスト16でした。
 けれども、結果は残念ではあったのですが、たたかいを通じて満足感や自尊感情を得ることができたようです。

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 振休後、中体連明け初日、7月17日火曜日。
 朝に全校生徒が集まって、「管内中体連報告集会」が行われました。
 各部のキャプテンが前に立ち、結果や感想を報告しました。
「卓球部は、予選リーグで5位でしたが、内容は練習の成果を発揮できたと思います。
 ねばり強く戦うことができました。
 3年生も、最後の大会で、全力を尽くしました。」
「羽球部は、団体戦は男女とも3対0の敗戦でした。
 でも、試合や応援で、大きな声が出せていました。
 最後まで羽を追って、良いプレーができました。」
「野球部は、拓心中学校に3対6で敗れました。
 でも、練習試合より点差を縮められて、よかったです。
 内容は、エラーや四死球が少なく、楽しんで試合をすることができました。」

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 負けて悔しくないわけはありません。
言い訳したいことや「たら」「れば」と思うところもあったでしょう。
 けれども、敗戦や力不足を受け入れて、プラスして良かった点を見出す。
 そんな、宗谷中生の誠実さを誇りに思います。
 また、それぞれの部の結果と戦いぶりを、他の部の者たち、全校生徒がしっかり見つめて聞いています。そんな姿もステキだなと感じます。

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 先生方からの職員向けの報告では・・・
 野球部は、「今シーズン1番の試合だった」とのこと。
 その試合は、0対0の緊迫した前半戦から中盤に1点ずつとられて0対3とはされたものの、気持ちが切れたり守備で破たんしたりすることなく追いすがり、6回裏2死から3点をもぎとって同点に追いついた展開でした。7回表に3点取られて突き放されましたが、応援しているお父さんお母さん方も大きな拍手を送った試合内容でした。
 試合後のミーティングで、たった二人の3年生が号泣し、
「(自分たちに)ついてきてくれて、ありがとう!」と、後輩に感謝を述べる場面があったとか。

 卓球部は、「全敗ではあったけれども、接戦で惜しくも競り負けた試合もあり、練習の成果を出せた大会だったと思う」という報告。
 特に初戦は2対3で惜敗。フルセットに持ち込むものの、勝利には至らなかったとのこと。
 シングルスで敗れた者たちも、ベスト4に残った選手から1セットをとったり、どのセットの接戦でフルセットまでがんばったりなど、精一杯戦ってくれました。
 また、当番校の生徒として、敗戦の後も会場設営や片付けにテキパキ動いてくれた卓球部のみんな。本当にお疲れ様でした。

 羽球部は、「自分たちなりの目標に向かって、みんなよくがんばった」とのこと。
 団体戦は観戦することはできず、個人戦の一部のみ応援に行くことができました。
 まず嬉しかったのは、係以外の部員みんなが出場する仲間を応援していたことです。
「さ、一本!」「ナイス!」「ドンマイ!」「ガンバ!」…
 声をかけて激励する姿があったり、ナイスプレイや課題をしっかり見つめ、私に解説しながら応援していた子もいたりして…。
 シングルスで1勝した女子選手が最後まで足を動かし、落ち着いたプレイで勝利を勝ち取れたのは、仲間の応援による勇気づけが力になったからに違いありません。

 3年生は、これで部活終了です。
 3年間、仲間と共に汗を流したこと、自分の力を高めようと努力したこと、辛いことにも立ち向かったこと、フェアプレイの精神で試合に臨んで精一杯やったこと…すべての経験は、きっとこれからの人生にプラスに働くことでしょう。
 がんばってきたこと、体験して得たこと、勝って味わえたこと、負けて得たものを糧にして、一人ひとりがさらに大きな人に育つことを信じています。

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