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『情報教育教室』

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「最初から最後まで、自分の身近な内容だったので、とても参考になりました。
 インターネットやケータイをする時の意識を変えていこうと思いました。」
「スマホやパソコンは便利だけど、その分危険なんだなと思いました。
 個人情報など悪用されないように、気をつけていきたいと思います。」
「今日の話を聞いて、改めてネットの怖さや危険を知ることができました。
 そして、個人情報などをむやみに流さないように、これからも気をつけたいです。」
「自分もスマートフォンを持ってるから、気をつけなきゃいけないことがわかりました。
 これからも、悪用されたり、変なことにまきこまれないよう気をつけていこうと思う。」

 先週13日、稚内警察署生活安全課の方を講師にお迎えして、『情報教育教室』を実施しました。
 これらは、子ども達の感想の一部です。

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 『情報教育教室』で取り上げた話題・内容は、子ども達にとってはたいへん興味深いものだったようです。パワーポイントの図とお話を、みな食い入るように見つめ、聴いていました。
・プロフで書き込んだ個人情報は、「なりすまし」等悪用される危険性がある。
・グリーやモバゲーなどのゲーム、
 最初は無料だけれども、アイテム等を購入するのは有料。
 知らないうちに何万も購入してしまい、請求が来てびっくりしたという例がある。
・パスワードも安心ではない。パスワードを予想して解読し、
 人のパスワードを悪用してアイテムなどを不正取得する例がある。
・「アメーバピグ」でそういった被害を受け、警察に相談にきた生徒が稚内にもいる。
 不正取得した側は犯罪であり、中学生であってもそれは同じ。
・違法ダウンロード、違法アップロードも犯罪である。
・インターネットでアクセスした記録は、残っている。どのユーザー(誰)が、いつ、
 どのコンピューターからアクセスしたか、警察にはわかってしまう。
・例えば悪口を書き込んだら、「名誉毀損罪」等にあたるが、
 訴えられたら犯罪となる。その場合、言い訳は通用しない。

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 「LINE(ライン)」についてのお話もありました。
・「LINE」トラブルによるいじめもあり、稚内でも起きている。
・10数人のグループでチャットをしていて、ある人を「キモイ」と言うようになり、
 そのうちに盛り上がって、「殺しちゃお」という書き込みまでになり、
 警察に相談があった。
 書き込んだ方は軽い気持ち、いたずら、冗談だったようだけれども、書かれた
 相手は非常に傷ついたり、恐怖を感じたりした。これは、「脅迫罪」にあたる。
・安易に悪口は書き込まないようにしよう。

 「LINE」は、中学校の生徒指導で、現在一番課題になっているものです。
 「LINE」は、仲間と一斉に情報を共有できたり、情報交換・意見交換ができたりするので、たいへん便利なもののようです。しかし、「仲間」同士の言葉による行き来のため、互いに同調するムードができやすく、その結果どんどんエスカレートさせる作用があり、「LINE」を巡るトラブルが続発するようです。

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「私もスマホを持っていてネットを使ったりするので、
 悪用されたり、LINEでもいじめになったりすることがあったり、
 犯罪になったりするので気をつけて使っていきたいと思いました。」
 これも、『情報教育教室』の感想です。

 事前「アンケート調査」の結果、「LINE」を使っている生徒は宗谷中生の実に3分の2いることがわかりました。スマホだけでなく、パソコンやタブレット端末などでも利用しているようです。
 子ども達を「被害者」にも、「加害者」にもしたくない。
 そのために、同調してエスカレートしがちが「LINE」の利用が、悪口や事実でない情報で盛りあがるようなことがないようにしていきたいものです。

 それには、利用する子ども達自身の判断力や事実を見極める力を高めることが必要です。
 また、固定的なものの見方ではなく、よりよく変わるだろうと相手を信頼するようなものの見方・考え方に高めること。何でも同調し合うのではなく、よいところを見つけて認めあう関係、ダメと思うことを言い合える関係に子どもら集団を高めることも必要と考えます。

 『情報教育教室』を通じて、子ども達になおいっそうの学びが必要と感じました。
 同時に、大人にもまた学びが必要と感じました。
 保護者の皆さんと教職員とで一緒に学びあい、子どもが育つ環境について考え合う機会を何とか設けることはできないか・・・そんなことを感じた『情報教育教室』でした。

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