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転任のご挨拶

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 平成26年3月11日、第47回卒業生9名が宗谷中を巣立っていきました。ご来賓・卒業生保護者の皆さんからは、「よい卒業式でしたね」というお褒めの言葉をたくさんいただきました。
 参加された皆さんが心を動かされたのは、卒業生が3年間の宗谷中生活を通じて人間として確かに成長した姿や感動的な卒業式にしようと卒業生・在校生がそれぞれにその役割を果たそうとする真剣な姿を発見したからであり、そうしたやりとりの中で卒業生と在校生、卒業生と卒業担任との深い絆…それらのことをしみじみと感じていただけたからと思います。
 特に、卒業生『答辞』の中で伝えられた3年間の歩みは、子どもの成長の道筋を私たちによくわかる形で示してもらい、はっとさせられるものでした。自分の弱さや幼さに気づき、もがき悩み、仲間とぶつかりあいながらも、自分を高めることや仲間を信じることに向かっていった子ども達。そうしたことが、信頼できる自分をつくり、他者への理解を深め、夢や目標に向かう意志を形成することにつながりました。
 子ども達は意欲的にがんばることもあれば、失敗もします。気持ちよくつながり合える時もあれば、ぶつかり合うこともあります。それら全てが子ども達の成長の糧であると、卒業式を通じてわれわれ大人は改めて実感しあいました。

 ところで、子ども達があらゆることをその成長につなげられるのは、子どもを包む大人が子ども達を信じて待ち、手を携えあって見守るという環境があってこそです。
 宗谷中には、保護者と宗谷沿岸地域の中にそうした素晴らしい環境が存在します。
 卒業生は、皆さんに成長を支えてもらったと感謝を述べました。支えに気づき感謝できる卒業生を誇らしく思うと同時に、卒業生にそうした心を育んでくださった保護者と地域の皆さんに、心から感謝の気持ちでいっぱいです。

 そこで、感謝と言えば、私もです。
 この度、異動内示を受け、平成26年3月31日をもって稚内市立稚内東小学校への転出することとなりました。平成24年8月16日以来約1年8ヶ月間、保護者の皆さん・地域の皆さんに、たいへんお世話になり、支えていただきました。誠にありがとうございました。
 また、週1~2回程度でしたが、ホームページ上で『学校長日誌』を発信してきましたが、まとまりのない駄文にもかかわらず熱心にアクセスをいただきました。読者の皆さんにも心より厚く感謝申し上げます。
 宗谷中には2年に満たない、たいへん短い期間でしたが、富磯小も併せると宗谷沿岸では4年間の校長生活。そして、2年間の大岬小教頭生活を含めて計6年間、宗谷沿岸で温かく受け入れていただき大きな支えをいただきました。また、PTA活動・子育て連協・各地域行事等で様々な教えをいただき、多くのことを学ばせていただきました。
 管理職としてのあり方を1からご指導くださった各校保護者の皆さん、沿岸各町内会の皆さん、漁協関係者の皆さんには言葉に尽くせないほどの感謝でいっぱいです。本当にありがとうございました。
 今後も、宗谷中への熱い応援と、私に対する更なるご指導ご鞭撻をお願い申し上げ、転任にあたってのご挨拶と致します。

                   宗谷中学校
                      第16代 校長 鎌田 正之