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販売実習―札幌にて宗谷のホタテとタコを完売!

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「宗谷のホタテは、いかがですかあ!」
「いらっしゃーい! 宗谷のタコもありますよー!」
 広い店舗いっぱいに響き渡りそうな、大きな声を出しているのは、
わが宗谷中3年生です。
「宗谷のホタテ、今晩のおかずにいかがですか?
 今年のホタテは、身が大きくて、甘くておいしいですよ。」
「今年のホタテはグリコーゲンが豊富で、たいへんおいしくなっています。
 いかがですか?」
 生鮮売り場を通るお客さんに積極的に声をかけているのも、わが宗谷中の3年生です。

「どうぞ!」「どうぞ!」
 店舗入り口では、『宗谷産ホタテ100g109円』のボードを掲げ、自作パンフをお客さんに声をかけ配布しているグループが。
「ホタテの燻製はいかがですか?」
「『宗谷100% 宗谷中学校ホタテ燻製』はいかがですか?」
 店内では、自作のホタテ燻製をワゴンで移動販売しているグループもあります。
 
 9月9日(月)札幌東光ストア自衛隊駅前店での光景です。
 この日、宗谷中3年生9名は、修学旅行の中で、「販売実習」に臨みました。

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 東光ストアさんに出向き、店長代理さんのお話と激励を受け、生徒達は制服の上に『宗谷中学校水産部』の作業着を着て、いざ店舗へ。
 それぞれ担当に分かれてポジションにつき、いよいよ販売実習開始です。

 宗谷産コーナーには、むきホタテとタコのパックがずらりと並ばれています。
 むきほたては、2段重ね、3段重ねです。
「宗谷のホタテはいかがですかあ!」
「いらっしゃ~い! 宗谷のホタテはいかがですかあ?!」
「宗谷のホタテ、いかがですか? 甘くて、おいしいですよ~!」
 子ども達の元気の良い呼び込みに、お客さん達が近づいてきてくれました。
「今晩のおかずに、宗谷のホタテはいかがですか?」
「このまま生で食べてもおいしいですし、バター炒めなどもいいですよ。」
 うんうんとうなずき、パックを手にするお母さん。
 どれが大きいか品定めをする、ご年配のご夫婦。
「ここに、あったんだね。さっき、向こうで言われて、来てみたよ。」
 パックを手に取りかごに入れるお母さん。
「ありがとうございました!」
 お礼の声も、元気よく、はっきりと、気持ちのこもった声です。

 売り場を通るほとんどの人が足をとめてくれ、ホタテパックがみるみるなくなっていきました。なかなか順調な売れ行きです。
 しかし、安心するのもつかの間。
 店長代理さんがワゴンに新たなパックを積んでやってきました。
「すごいすごい、すごい売れ行きですよ。」
「へい、いらっしゃい! 宗谷のホタテ、本日特売です。ありがとうございます!」
 お客さんに威勢よく声をかけながら、パックをどんどん並べていきます。
 がんばって、売りさばかなくては!
「いらっしゃ~い! 宗谷のホタテはいかがですかあ?!」
「宗谷のホタテ、いかがですか? 甘くて、おいしいですよ~!」
 続けて呼び込む子ども達、接客する子。
 新たに積み上げたホタテパックも、どんどん売れていきます。

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「やったあ、全部売れた!」
 前半1時間で、ホタテ燻製が完売しました。
 それからは、生鮮コーナーにみんな集結して販売です。
 宗谷のタコもじわじわと売れていき、パックは残りわずかです。
 しかし、さすが店長代理さんです。
 なかなか買い手のつかない、丸ごと1本のたこ足を切り分けて、パックで追加です。
「宗谷のタコはいかがですか?!」
「これはどうやって食べると、おいしいの?!」
「このままスライスして刺身で食べてもおいしいですし、
 うちでは、少し大きめに切って、フライにして食べます。」
「へえ。じゃあ。」
「ありがとうございます!」
 タコのパックもどんどんなくなっていきます。

「ホタテの燻製は、どこにあるの?!」
「ごめんなさい。もう全部、売り切れてしまいました。」
「そうなの・・・。」
「よかったら、これを試食して下さい。どうですか?!」
「ん、おいしい。じゃあ。」
 お目当ての燻製は買っていただけなかったけれど、試食用の燻製を味わったお母さんが、タコを買っていってくれました。

「売れ行きがよいから、他の店から回してもらいました。」
 店長代理がにこにこと、新たなホタテパックを並べます。
 それでもテンションを落とさずにがんばる子ども達。
「宗谷のホタテ、残りわずかですよ! 宗谷のホタテ、いかがですか?!」
 とうとう、ホタテが完売です。まだ2時間も経っていません。
 残るは、宗谷のタコ。これも完売させよう。子ども達は、がんばります。
「宗谷のタコはいかがですか? 残り、ここにあるだけです。」
 終了メドの時刻を過ぎてもがんばる子ども達。
 そして、ついに、タコも全部売りさばけました。
「宗谷のタコ、完売しましたあ!」
「やったあ!」
 笑顔でハイタッチを交わす子ども達。

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 約2時間15分店舗に立ち続けて、販売をがんばった子ども達。
 事務所に戻り、店長代理さんから報告がありました。
「売り上げは、むき身、タコ、燻製、併せて10万円を超えました。
 この額は、僕の知っている限り史上最高の売り上げです。」
「わあ!!」
 笑顔がはじけ、拍手が巻き起こります。
 子ども達の代表から店長代理さんへお礼の言葉です。
「たいへんだったけど、すごく達成感がありました。今日はありがとうございました!」

 ふるさと宗谷を背負い、お父さん・地域の人を思い、販売をがんばった子ども達。
 とっても疲れたと思うけれども、ホテルに向かうバスの中でもテンションが高かったです。やり遂げた、という爽快感がみなぎっていたのでしょう。

 子ども達に達成感を味わう機会を提供してくれた東光ストアさん、
 子ども達にふるさと宗谷に対する自信と誇りを持たせてくれた
相原さん、宗谷漁協さんに、改めて感謝申し上げます。
 販売実習での、この達成感。
 その後の旅が、いっそうエンジョイできた宗谷中修学旅行でした。

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宗谷中生のファイトで、がっちり!

飛躍をめざして―修学旅行・宿泊研修・職場体験へいざ

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 修学旅行・宿泊研修・職場体験が、目前となりました。
 いち早く出発するのは、3年生修学旅行。
 明日8日、日曜日早朝出発です。

 3年生のめあては、『レッツ エンジョイ!―みんなで楽しみ、思い出づくり』
 3泊4日を仲間みんなで、思いっきり楽しんでこようとねらっています。
 その中で、楽しみでもあり、ちょっぴりドキドキなのが、販売実習でしょう。
 販売実習に勇気をもって立ち向かおうと、ホタテ殻むき実習・漁協での学習をし、パンフレット・幟(のぼり)を作成したり、実際をシュミレーションした接客練習を3年生は笑顔でやってきました。大丈夫。準備万端です。
「一丸となって、宗谷中のホタテを完売して帰ってきます!」
 全校集会で、後輩達に力強く宣言しました。
 仲間とともにやり遂げて、仲間と寝食を共にして、やさしさとたくましさと、ふるさとへの誇り、自分自身の誇りをたくさんお土産にしてきましょう。

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 2年生は、職場体験と宿泊研修です。
 職場体験では、7つの事業所の皆さんにお世話になります。
・オートバックスさん
・FMわっぴーさん
・ホテル奥田屋さん
・動物ふれあいランドさん
・市立稚内こまどり病院さん
・大谷幼稚園さん
・ヤスコ美容室西條店さん
 皆さん、快く受け入れてくださいました。誠にありがとうございます。

 貴重な仕事体験・人生体験ができる場を提供していただきました。
 職場体験のねらいは、素晴らしいです。
①職場体験を通して、勤労の意義や喜びを実感し、
 将来の職業選択について考える機会とする。
②社会人との交流を通して、マナーやルールを身につける。
 ねらい達成のために、2年生諸君、思う存分働いてきてください。
事業所の皆さん、働くことのたいへんさが実感でき、喜びに昇華するまで、遠慮なくビシバシ使ってやってください。
 「人の気持ちを考えて行動できるようにがんばります。」
 全校集会での2年生代表の決意です。

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 1年生は『悠遊ファーム』で体験学習・宿泊研修です。
 めあては、「みんなでたのしく物事に取り組み、今より絆を深めよう」
 明るく前向きな1年生ですから、芋掘りやパン作り体験に意欲的に取り組み、仲間と共に汗を流し寝食を共にして、必ず絆を深めるだろうと信じています。
 経営者の渡部さんへのインタビューもするとのこと。
 人生の大先輩のお話をしっかり聴いて、深い学習をしてきましょう。
「いろいろ体験し、楽しい宿泊研修にしたいです。」
 今の、その決意を忘れずに。

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 「2学期を『飛躍の学期』にしよう!」
 始業式で、そう確かめ合いました。
 自分自身、仲間の絆、学校と地域への誇り…。
 修学旅行・宿泊研修・職場体験は、「飛躍」をめざすのに、まさしくふさわしい場です。そして、それぞれの学年がそれを期しています。

 再び全校で集ったときに、成長したよと伝えられるように、成長したなと互いに感じられるように、心に誓ったことを大事にしてポジティブに立ち向かっていきましょう。
 宗谷中のみんななら、きっとそうできることでしょう。

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修学旅行―「ふるさと宗谷」を発信に

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 9月4日、3年生がホタテの殻むき実習を行いました。
 「殻むき」とは、ホタテの活貝の殻を道具を使って開け、生の貝柱を取り出すことです。ホタテは、ふるさと宗谷の特産品。実習は、「総合」の授業、本校の『産業学習』の1コマです。
 講師は、校下の清浜在住の相原さん。第2清浜町内会の会長さんであり、宗谷地区子育て連絡協議会の会長さんでもあります。

 このホタテの殻むき実習、実は修学旅行に向けた事前学習の1つでもあります。
 9月8日からの修学旅行期間中、札幌のスーパーマーケットにおいて、「ふるさと宗谷」のホタテを販売する「販売体験」を3年生は行うのです。
 その際に、活貝をお客さんの前で自分の手で殻をむき、取り出した貝柱を試食してもらったり、お客さんの注文に応じて買っていただいた殻付き活ホタテをさばいてあげたりするのです。
 ホタテ殻むき実習は、それに堪えられるための技術を習得する学習なのです。

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 さっそく、相原さんの周りを囲んで、さばき方のお手本を見せてもらいます。
 左手に活貝をもち、右手には殻はずし用の金属製の専用べらをもっています。
「まず、小柱って、食べたら固いところあるでしょ。それをはがします。
 このあたりにあるので、ヘラを貝の横からを差し込んで、はがします。
 そうすると、貝が開きます。」
「次に、このあたりに指を入れて、ひもをもって引っ張ると、ひもだけはずれます。」
「それから、うろをもってこうすると、簡単にとれます。」
 貝の真ん中に、どっかりと、クリーム色の貝柱だけが見事に鎮座しています。
「それから、へらを下に差し込んで、そぎ取るように貝からはずします。
 試食用の場合は、先に、へらでこうやって貝柱を切ってからはずすと、
 やりやすいからね。」
 解説を交えながら、目の前で実際にさばいて教えてくれる相原さん。
 なるほど。でも、あまりに手際が良すぎて、もう1度見たいところです。
「何か質問ない?! じゃあ、もう1回やってみるからね。」
 質問はなかったけれども、雰囲気を察して、もう1度実演です。2度見せてもらって、何とかいけそうな気がしたような子ども達です。
「じゃあ、それぞれやってみて。一人10枚くらいあるからね。」
 各自、テーブルに戻り、家から持参した専用べらをもって、さあチャレンジです。

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 最初はみんな、慎重に取り組んでいます。貝柱を傷つけないように、気をつけながら、ゆっくりとへらを差し入れています…。
「うわあ~」「できたあ~」思わず歓声も。
 生きたホタテを恐る恐るさばいている子もいます。ひもをはずそうとしたら、ビクッと貝柱が動き、驚いて手を引っ込めてしまう場面も。
 でも、さすがみんな、浜の子です。だんだん作業になれて、さばくスピードも増してきました。どうやら、家で「予習」をしてきた子もいたようです…。
 貝柱をとったあとの殻の状態を見て、相原さんが感心しています。
「みんな、うまいわ。殻に残っていないもんね。」
 へたすると、殻に貝柱がこびりついて残ってしまいます。それがあまりありません。
 30分もしないうちに、100枚以上のホタテが9人の3年生の手できれいに処理されました。
 その後、殻むきに関わる質問を相原さんに応えてもらい、授業は終了です。
 最後の相原さんからの激励の言葉です。
「今年のホタテは身が大きく、甘いです。自信を持って販売してきてください。
 それから、せっかく、販売体験をしてくるので、
 何か1つでも得るものを得てきてください。」
 子ども達、心の中で、しっかりうなずいていました。

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 殻むき実習に先立つ、8月30日には、宗谷漁協にお邪魔し、和田販売部長さんから宗谷のホタテについての知識を学んでいます。
・宗谷のホタテは「4年貝」。4年間かけて大きく育てた貝。
・宗谷のホタテは、宗谷海峡の荒波にもまれて身が引き締まり、歯ごたえがある。
・殻が厚いので生命力が強く、活力がある。日持ちがする。
・タウリンが豊富に含まれていて栄養価が高い。
 そして、今年の貝は、とりわけ身が大きく、甘みも強いということです。

 販売実習に向けて、お客さんの目をひきつけるための幟(のぼり)を作り、PRDVDの準備もしています。大きな声を出して、呼び込みをできるように練習もしている3年生です。
 札幌での体験が、よりたくましい子に育つための経験となること、ふるさと宗谷の素晴らしさを改めて発見し、誇りと自信を深める機会になることを信じています。

 販売実習は、次の日時・場所で行います。
近郊の皆さん、このホームページを見ましたら、ぜひお立ち寄りください。

稚内市立宗谷中学校「販売実習」
■日時:9月9日(月)15:30~17:30(予定)
■場所:札幌市南区澄川 東光ストア自衛隊駅前店
■情報:「宗谷のホタテ」とともに、宗谷中生が製造した
     「宗谷中100%ホタテ燻製」も販売します。

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子育て平和の日

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 9月1日は、稚内では「子育て平和の日」です。
 1986(昭和61)年に『子育て平和都市宣言』を行った稚内市は、9月1日を「子育て平和の日」と制定し、その後この日に市内全学校の児童生徒の代表を宗谷岬公園に集めて、恒久の平和を願い決意する機会として、『子育て平和記念式典』を実施しています。
 今年も、市内全学校から児童生徒の代表が集って式典が行われました。

 曇天で、東からの強風が吹きつける、肌寒い、宗谷岬らしい厳しい気候の日でした。でも、みんなきっと、この式典の意義をわかっているのでしょう。強風や肌寒さに負けずにきちんと整列し、まず「黙祷」が行われました。

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 「子育て平和の日」が9月1日とされたのには、悲しい背景があります。
 1983(昭和58)年の9月1日に、稚内市の北100kmほど先のサハリン、モネロン島上空で大韓航空機がソ連の戦闘機に撃墜され、乗客・乗員269名全員の命が奪われるという、世界を震撼させた大事件が起きました。
 稚内の「子育て平和の日」は、そのことに由来しています。
 東西冷戦の時代ではあったものの、まさに私たちの目と鼻の先でそんな悲劇が起きるとは、誰も予想していませんでした。ものすごい衝撃でした。
 稚内市民は、その悲しみと怒りを胸に刻み、平和であることの幸せをかみしめ、同時に平和を守るためには大人が行動すること、平和を希求する子どもを育むことを誓い合いました。
 その決意は、『子育て平和都市宣言』として結実し、「子育て平和の日」を誕生させたのです。

 今年は、その事件からちょうど30年目の年に当たります。
 報道もたくさん入る中での式典でした。

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 式典は、市長さんの主催者あいさつで始まり、大韓航空機事故遺族会代表の方のあいさつ、『子育て平和都市宣言』文の朗読、「子育て平和の日の意義」について話と続きました。
 その次には、市内小中学校のうちブロック代表の児童・生徒から学校で実際に取り組んだ平和をめざす活動や学びの紹介、そして決意が発表されました。
「今年も全校で千羽鶴を折り、『平和学習』を行いました。」
「『いじめのない楽しい学校』にしようと、取り組んでいます。」
「『あいさつ運動』を行い、明るいあいさつを交わし合うように取り組んでいます。」
「学校では、『助け合い』を大事にしています。」
「戦争や争いのない、平和な世界になることを祈っています。」
 各学校における子ども達の取り組みや学びは、まさに希望の光です。また、この交流自体が、参加した子ども達にとって確かな「生きる力」を育む貴重な学習の機会であることを実感しました。
 様々に学んだこと・感じ取ったことを、平和な社会をつくるために、世の中のすべての人たちが幸せを享受できるために活用できる、そんな稚内の子どもにきっと育ち合うことでしょう。

 その後、会場のみんなで『上を向いて歩こう』を合唱しました。
 最後には、市長さん・大韓航空機遺族会の皆さん・各校代表児童生徒が、願いや祈りを書いた短冊をつけた風船を一斉に空に向かって放ちました。
 色とりどりの風船は、東からの強風に乗って、一気に西の空に小さく小さくなっていきました。

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 式典には、宗谷中から生徒会役員の3名が代表参加し、平和への思いを他校の仲間と共有し、『世界平和の鐘』『子育て平和の鐘』を鍾打して平和を祈願してきました。
 3名の感想です。
「遺族会の方のお話を聞いて、今、自分が幸せに過ごせていることを
 改めて感じたし、他の学校の人たちが、仲良く過ごすために
 いろいろなことをやっているんだなと感じました。」
「ブロック代表の『決意発表』の時、
 小学生でもしっかりとしたことを言っていて、びっくりしました。」
「みんなで、『上を向いて歩こう』を歌った時、
 会場が1つになった気がして、すごくよかったです。」

 9月1日、子育て平和の日。
 子ども達にとっては、稚内ぐるみで平和を願い、行動していること、他校の生徒はそんな仲間であることを感じ合う日となったようです。
 そして、大人にとっては、子ども達から勇気をもらった日になりました。

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8月参観日-温かな眼差しに見守られて

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 2学期第1回目の参観日を、昨日実施しました。
 お忙しい中、たくさんのお母さん方が参加してくださいました。
 子ども達が取り組む授業を熱心に見つめ、温かな眼差しを送ってくれていました。

 一方、子ども達は、いつものペースで明るく授業に取り組んでいたようです。

 1年生は音楽の授業でした。
 覗いた時には、文化祭の全校合唱曲『ありがとう』の練習中でした。
 女子は輪を作って、生徒だけで声だし。男子は先生の伴奏に合わせて歌っています。
 歌うパートが違うので、分かれて練習していたようです。
 その次は、男女一緒に合唱です。
 まだ音取りに自信がないのか、ちょっと照れがあるのか、はたまたお互いに「警戒」(?)しあっているのか、まだか細い歌声です。
 この歌声が文化祭でどんなふうに変化していくのか、楽しみです。

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 2年生は数学、『1次関数』の学習でした。
 y=2xと、y=2x+3のグラフの似たところと違うところ。
 3つのグループに分かれて、話し合っています。
 グループの話し合いの発表では・・・
「『傾き』が同じです。」
「『切片』が違います。」
「まったくもう。まだ習っていない用語を使って・・・。」「てへへへ」
「じゃあ『傾き』って、どういうことですか?!」
「は?! えっ! あっ、その、y=axのaのことです。」「ほう・・・」
「ほっ」
 なかなか意欲的に学習に取り組んでいるようです。
 お母さん方も笑顔で見つめています。

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 3年生の教室を覗いた時には、もう授業の終盤でした。
 社会で『選挙』についての学習をしています。
「日本では選挙は『権利』としてありますが、オーストラリアでは選挙に行かないと
 罰則があり、国民の『義務』ともいえるようになっています。
 皆さんは、このことをどう思いますか?」
 初めて知りました。勉強になります。子ども達は、グループで意見交換です。
 短い時間で話し合いをまとめ、代表が発表します。
「私たちのグループは反対です。それは、
 罰があるから選挙に行くというのは、ちょっと違うのではないかと思うからです。」
「ぼくたちのグループは賛成です。
 それは、社会にとってはよいのではないかと思うからです。」
 未来の主権者たちはそれぞれに学習課題を受けとめ、考えています。
 参観しているお母さん方も、頼もしそうに見つめています。

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 授業参観の後は、学級ごとの懇談会。
 1学期や夏休みを通じての子ども達の成長を語り合えるように、担任の先生方は準備し、臨みました。また、2学期の学級づくりの方針や学校と家庭の力合わせについても、呼びかけました。
 1年生は、「ほめ言葉のシャワー」や「じゃんけんトーク」の様子を映像で見たとのこと。子ども達の楽しげな姿を見て、お母さん方はにっこり。
 2年生は夏休みの家庭での過ごし方を交流。ちょっとPCゲームにはまっているのが課題だなと確かめ合えたとのこと。
 3年生は修学旅行計画を説明。修学旅行の話で盛り上がったようです。

 2学期が始まってもうずいぶん経ったような気がしますが、まだ1週間が終わっただけ。2学期の子どもらの成長のための力合わせは、スタートしたばかりです。
 子ども達一人ひとりが大きく成長する「飛躍の2学期」にするために、保護者の皆さん、どうか今学期も力強い応援、強力なタッグをどうか宜しくお願いします。

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最北端のアルメリア花壇―草取りのお手伝いに

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 日本最北端、宗谷岬。
 海辺にある最北端の碑を彩るように、手前の両側にアルメリアの花を植えた花壇があります。また、最北端の碑から坂道を少し上ると、「平和公園」があります。その公園に創られた、折鶴が羽を広げたような『祈りの塔』の周囲にも、アルメリアの花を植えた花壇があります。
 いずれも、宗谷漁業協同組合女性部の皆さんの手で作られ、観光客の皆さんにも景観を楽しんでもらえるようにと手入れされています。

 「アルメリア」とは「海の近く」と言う意味で、自生環境にちなむ名だそうです。宗谷岬のきびしい自然環境の中でも、アルメリアは、まりものような濃い緑の葉の中からひょろりと茎を長く伸ばし、その先端に玉状の、可憐なピンクの花を毎年咲かせます。
 昨日は、そのアルメリアの花壇の草取りのお手伝いに、生徒が出かけました。

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 作業の前に簡単な始まりの会をもちました。
 宗谷漁協女性部の神部長さんがご挨拶をしてくれました。
「1983(昭和58)年に起きた大韓航空機事件で亡くなった方、
 海の事故で亡くなった方々の鎮魂のために、アルメリアの花壇を作りました。
 今年で29年目となります。
 宗谷中の皆さんが花壇の草取りをお手伝いしてくれるようになって、10年ほどです。
 先ほど、観光客の方に、『これから何があるのですか?』と聞かれて、
 『宗谷中の生徒さん達が来てくれて、花壇の草取りをするのです』と答えたら、
 『それは素敵なことですね』と言われました。今日は宜しくお願いします。」

 アルメリアの花壇が宗谷岬にある由来―それは、無念の魂を鎮め、平和を祈る願いでした。その、大事な花壇に、アルメリアのピンクの小花が美しく咲き誇り、心洗うような最北端の景観を生みだすために、漁協女性部の皆さんは日頃から手入れに余念がありません。

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 いつもいつも、地域に支えられ、応援されている宗谷中生です。改めて、その恩返しに、子ども達に今日はがんばってほしいなと感じました。
 また、平和への願いを強く持つ最北端の地に育つ子ども達には、地域の一員として、最北端の素敵な景観を味わいに来る観光客の皆さんを迎え入れるお手伝いができる人になってほしいとも感じました。

 さあ、作業開始です。
「うわあ、ちくちく痛え。」「つまようじみたいだ。」
「枯れた花や、花が終わった、そのちくちくする茎もとるんだよ。」
 フツー(?)の中学生なので、作業が始まると、フツーににぎやかにやり始めます。

「ほら、手、動いてないぞ。」
 今日は、先生方も総出で、一緒に作業です。
「あれ、ずっとそこにいるんじゃないの?! いつまでそこにいるの?!」
「まだ、きれいにとれてないんですう。」
 おしゃべりしながら、作業しているグループもあります。
 漁協女性部の皆さんは、作業にいそしみながら、それでも笑顔です。

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 そんな中、一切無駄話もせず、黙々と作業に励む3年生もいます。
「すごいね。ずっと手を休めずにやってるね。」
「えっ?! そんなこと、ないです…。」
 やっぱり、黙々と作業を続けています。

 小1時間で、作業終了。
 たくさんがんばった子も、それなりにがんばれた子も両方あったようですが、みんなで作業すると、やはり結構な力になります。かごには、摘み取った雑草、枯れた花・茎が積まれました。

「今日は、皆さんががんばってくれたおかげで、たいへんきれいになりました。
 それから、久しぶりに若々しい声を聞いて元気をもらいました。
 今日はありがとうございました。
 宗谷中の皆さんと一緒にできるのは嬉しいので、またどうか宜しくお願いします。」
 終りの会で、女性部長の神さんから、そんなお言葉をいただきました。

 さて、やり終えての、子ども達の感想です。
「疲れたけど、終わってきれいになってるのを見てやりがいを感じました。
 観光客の人に感心されて、やる気upしました。(笑)きれいになって良かったです。」
「とても、アルメリアをきれいにできたので、良かった。
 ずっと同じ姿勢だったので、けっこう腰がいたかったです。」
「遠くから見た時は『意外と雑草すくない』と思ったけど、
 近くでよく見たら、けっこうたくさんあったので驚きました。
 バスから花だんをみた時、本当にきれいになっていたので、うれしかったです。」

 今回の段取りをつけてくれ、中学生と一緒になって作業を行い、子ども達に大事なことを伝えてくれ激励して下さった、宗谷漁協女性部の神部長さん、副部長の久米谷さん・富澤さん・津山さん、大変お疲れ様でした。
 それから、ミスタードーナッツ、ご馳走様でした。「おいしかったです。」と、子ども達から。宗谷漁協さんから、お茶もいただきました。
 かえってお世話になりました。本当にありがとうございました。

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市長訪問-温かく激励されたひと時

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 『市長訪問』に出かけてきました。
 訪問趣旨は、本校の産業教育へのご支援に対するお礼と活動報告です。
 また、本校の伝統を引き継いで真面目に取り組み、誇りをもっている活動している子ども達を、市長さんにぜひ激励してほしいという思いが込められたもの表敬訪問です。
 今年、生徒全員(プラス教職員)で製造したホタテとタコの燻製を手土産に、部長・副部長の3名を水産部担当の牧野先生と校長とで引率し、工藤市長さんのもとを訪れました。

 お逢いする前、「校長先生は緊張してるけど、どう?」と尋ねると、
「大丈夫、緊張していない」なんて言っていた子ども達。
 市長応接室に通され、表教育長さんも激励にかけつけてくださり、工藤市長さんが登場すると、やはり顔に緊張の表情が走ります。

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 今回の訪問に時間を割いてくれたお礼を述べたあとに、子ども達が自己紹介です。
 3人とも、市長さんの目を見て、しっかり自己紹介ができました。
 いよいよ次からが本番です。
 和田部長が、始めに今年の活動報告を行いました。
「日頃からお世話になっている地域の方への、感謝の気持ちを表せるように、
 燻製作りをがんばっています。」
 堂々と報告することができました。続いて、畑副部長が各学年の活動報告です。
「今後は、地域の良さを様々なところに発信していきたいと思っています。」
 落ち着いて、しっかりとした語り口調です。
 最後に、藪下副部長が、ホタテとタコの燻製を贈呈します。
「ホタテは、ナラの燻煙をかけたものとマツの燻煙をかけたものがあります。
 ぜひ食べ比べてみて下さい。」
 パシャパシャと、たくさんのカメラのシャッターが切られました。
 市長さんと共に、さわやかな笑顔で記念写真に納まった3人でした。

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 その後は、市長さんとフリーの対話タイムです。
「先輩達からずっと、長く、伝統的に取り組んでいる活動ですものね。
 地域の産業について学ぶ、素晴らしい活動だと思いますよ。」
 産業教育への市長さんからのお褒めの言葉に、子ども達の顔も明るくなります。
「もう何年、続いているですかね?」
「統合になって宗谷中ができた時に、新しく集まった子ども達が1つになるために、
 初代校長の篠崎校長先生が始めたと聞いていますよ。」
 表教育長さんがそうお話してくれました。
 傍らで立ちあっていた秘書課の藤原さんも、笑顔で情報を提供してくれました。
「昭和60年に私が教育委員会にいた時代には、もう燻製作りやっていましたよ。
 私も、当時、歌登までおが屑を取りに行ってきました。」
「そうなんだ…」子ども達はそんな表情です。
 産業教育が始まって約45年。それからずっと稚内市の支援を受け、また、教育委員会事務局の皆さんの直接的なお力添えもいただいてきたのですね。
 本当に、感謝に堪えません。

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「3年間の水産活動の中で、一番印象に残っていることは、どんなことですか?」
 市長さんが、3年生の部長・副部長に問いかけます。
 先に口を開いたのは、畑副部長さんです。
「タコの燻製作りをする時に、私はタコの頭をさばくのですが、その時の
 半解凍のタコがとても冷たくてたいへんだったのが一番印象に残っています。」
 市長さんが意外なお顔をしたので、ちょっと解説をしました。
・身が厚いままだと乾かないので、薄くスライスすること。
・スライスするには冷凍したものを半解凍した状態でないとできないこと。
・それを薄いポリ手袋で扱い、凍えるほど冷たいこと。
・その作業を子ども達は延々と繰り返すこと。
 市長さんは本当にびっくりした様子です。そして、手元にある『宗谷100%、ふるさとの味 宗谷中学校タコくんせい』の袋を手にとり、しみじみと中身を見つめています。
「へえ、そうなんだ。たいへんなんだね。それが一番印象に残っているんだ。」
 和田部長は楽しかった作業の思い出を語りました。
「燻煙がけが終わったタコの吸盤の形を整えるために、
 はさみでカットしたことが楽しかったです。」
「ああそう。どうしてカットするの?」
「あの、見栄えがよくなるように、吸盤の周りの皮を切りとるんです。」
「そうなんだ。」
 身振り手振りを交えて話する姿を、市長さんも教育長さんも温かく見守っています。
「修学旅行はいつですか? そこでも販売するのでしょう? がんばってきてください。」
「一般の人に販売する機会はないの? 文化祭で販売して、すぐに売り切れるんだ。」

 約30分。公務ご多忙の市長さん・教育長さんが長い時間、応対してくださいました。
 いろいろな言葉がけをしてくれ、子ども達への大きな激励になりました。
 子ども達も、自分たちの活動に改めて自信を得たようです。

 訪問を終えて市役所の庁舎を出ると、和田部長がぴょんぴょんと飛び跳ねました。
 やっぱり緊張していたのかな?
 やり終えた満足感と解放感が体から発せられるのが、目に見えるようでした。

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めざせ「飛躍の2学期」

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 8月20日、2学期がスタートしました。
 始業式には、34名の生徒全員が顔をそろえました。
 まずは、事故も事件も病気もなく、全員が無事にそろったことが喜びです。

 校歌を全員で歌った後、各学年(学級)の代表から「2学期にがんばりたいこと」の表明です。
「1学期は中学校生活に慣れることと、
 部活でチームの力になれるようにがんばりました。
 2学期は、中体連新人戦、文化祭など1年生が活躍する場面があるので、
 がんばりたいです。」
「2学期はまず、生活リズムを戻すことに力を入れ、
 文化祭や行事などをみんなで絆を深め合いがんばりたいです。」
「夏休み中は生活リズムに気をつけ、毎日学習などにがんばりました。
 2学期は、文化祭を明るく元気にがんばっていきたいです。」

 生徒会代表からも挨拶がありました。
「夏休み中は生活リズムが崩れた人もいたと思います。
 2学期は早寝早起きに心がけましょう。
 文化祭を大成功させるために、みんなで協力してがんばりましょう。」

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 校長からの話では、2学期は「飛躍の学期」にしようと呼びかけました。
 今年の目標像である「かしこく・やさしく・たくましい」宗谷中生に飛躍するために、2学期は3つの事を大事にしようと話しました。

 1つめの「大事」は授業です。全員が「わかる」「できる」を実感できる授業をめざし、各学級で1学期以上にお互いが高まり合う「学び合い」を進めよう。
 「わりません」と言える勇気をもち、「考えながら聴く」自分をめざそう。
 2つめの「大事」は、行事と部活です。
 行事を通じて、お互いをもっとわかり合い、自分の可能性に気づき、仲間と共に取り組むことの楽しさと達成感を味わってもらいたい。部活では、自分たちで打ち立てた目標に向かって、仲間と心を通じ合わせながら汗を流してほしい。
 そのために、活動の目的を自分たちでおさえあい、共通の目標を持ち、取り組みの過程の中で仲間の良さとがんばりに気づき合い、相互激励しあうおう。
 3つめの「大事」は、進路について考えること。
 3年生は進学について決断する学期。真剣に悩んでください。
 2年生には職場実習が待っています。「何を学ぶのか?」しっかり考えて臨み、実習を通じて自分はどんなことができたか、働くことはどんなことか、ぜひ感じてとってきて下さい。
 「進路」とは、「進学」や「職業」を考えることだけではありません。「進学」や「職業」と併せて、自分はどんな人間でありたいかを考えることも、「進路」について考えること。
 2学期は、自分の課題と向き合い、自分を磨き、自分自身をもっと好きになる学期にしていこう。

 夏に始まり秋を経て冬まで続く2学期を、みんなで健康で、仲間と共に過ごし、もっとステキな自分、もっと信頼し合える仲間に育ちあう「飛躍の学期」への宗谷中の歩み。
 その歩みが、いよいよ始まりました。

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■2学期初日の数学テストに取り組む全校生徒

1学期終了―怒涛の1学期を乗り切り成長した子ども達

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 7月25日で、1学期が終了しました。
 終業式の日に発行した『学校だより』では、「怒涛の1学期」と称しました。
 4月から7月まで、様々な行事が続いた1学期だからです。
 5月運動会、6月市内中体連、7月管内中体連と、大きな行事がありました。
 その間に、本校の特色である「産業教育」の実習も行われました。燻製作りは2回。4月、地域配付の燻製を良い味に仕上げるための試作の意味合いの1回目。そして、5月には第2回目。6月には2年生がパッケージングして、地域配付、さらにはアンケート回収を行いました。
 1年生は、「エビ籠実習」を行いました。地域の名人とお父さん方の手ほどきで「エビ籠」の組み立てを行い、そのエビ籠をボートに乗って沖に沈め、それを引き上げてエビを獲る実習でした。
 部活動では、各中体連に向け、土日の練習・遠征・練習試合・延長練習を各部行い、また中体連以外の大会もそれぞれの部が参加しました。
 勿論、日々の中心は授業です。授業にきちんと参加し、部活も行う。学力づくりでは、授業だけでなく、「基礎学チャレンジ」の学習もあったり、家庭学習の取り組みもあったりします。

 生徒達は本当によくがんばったな、と思います。
 とりわけ、1年生にとっては、何もかも初めての事ばかり。そして、小学校時代と比べて質量ともに格段に増えて濃密になった中学校生活と長い拘束時間に負けないで、1学期を全員が乗り切ってくれました。本当にお疲れ様。

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 何より嬉しいことは、1学期を通じて、成長できたと子ども達が感じていることです。
 終業式では、各学年代表から、その報告がされました。
「1年生は、1学期で成長したことが3つあります。
 1つめは、あいさつです。大きな声であいさつできました。
 2つめは、学習への取り組み方です。
 わからないことを教え合って学習に取り組みました。
 3つめは、部活です。集中力・体力が4月に比べて今では明らかに違っています。」
「2年生は、基礎学を毎日コツコツとやり、
 全員がシルバー合格をめざしてがんばりました。
 運動会の『マッチョでGO』では、優勝することができました。
 部活では、これから中心になって、来年こそ全道へ行きたいと思います。」
「3年生は、最上級生として後輩との交流を大事にし、行うことができました。
 3年として、リーダーとしての場面が多かったですが、
 互いにサポートしたり、励まし合ったりしてがんばりきることができました。」

 それぞれの学年が、それぞれの置かれたポジションを意識しながら、役割を自覚し、仲間と力を合わせて1学期を歩み、成長を実感していることがわかります。

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 私も、「かしこく・やさしく・たくましく育つ」という今年の目標を踏まえて、話をしました。
 「やさしさ」と「たくましさ」で、子ども達の姿をほめました。
 平和学習で学年の壁がなく和気あいあいと話し合えたことや違った意見を承認し合いと同時に、自分たちのよさをグループで「川柳」にまとめられたこと。
生徒会のあいさつ運動の意義をみんなが理解し、意識的にあいさつを交わし合っていたこと、部活動の中で自然と「ありがとうございました」と言えていたこと。
 1年生の「ほめ言葉のシャワー」の取り組みでのように、みんなのために行動したり、手助けしたり支えてくれたりする仲間の、ステキな姿を発見し表現できる姿があったこと。すべて、「やさしさ」を大事にできた表れであると。

 「たくましさ」では、怒涛の1学期を基本的に健康で元気に乗り切れた自体、「たくましく」なった姿です。
 全員が運動部に所属し、各部活で目標に向かって努力したことも、「たくましさ」が着実についてきた表れであると。

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 「かしこさ」をめざすと言う点でも、基本的にみんな努力してくれました。
 けれども、「『かしこく』では、率直に個人差があったととらえています」と伝えました。
 個人差があるのは、ある意味当たり前なのですが、あえてこんな注文をしました。
 それは、まだまだ伸びる余地があると思っていますし、何より「もっとわかりたい」「もっとできるようになりたい」という願いをもつ子ども達がいると思っているからです。

 学習に苦手意識を持っている子には、2つのお願いをしました。
 1つは、主体的に聞こう。「何を言おうとしているのかな?」「どう行くことかな?」「どうしてかな?」「本当かな?」と考えながら聞く習慣をもとう。
 2つめは、わからない時には「わからない」と言える勇気をもとう。わからない時には、そのままにせずに、先生に尋ねる、友だちに質問する勇気をねばりをもとう。
 また、全員には、次の呼びかけをしました。
「わかる」「できる」ための個人的な努力と共に、学級の仲間同士の学び合いをもっともっと広げよう、と。

 夏休み初日から、各学年では『夏休み学習会』が開催されています。
 そこでは、頭を寄せ合ったり、声をかけ合ったりしながら学ぶ姿がありました。
 みんなで「かしこく」なるための歩みは、止まることなく進んでいるようです。

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平和学習―やさしい子に育ちあう宗谷中

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「明るくて みんなが元気  宗中生」
「宗谷中  元気なあいさつ とびかうよ」
「仲が良い 宗谷中は    いいところ」
「他学年と フレンドリーに  話してる」
「宗中生  一日元気に   がんばっている~」
「宗中生  吹雪になっても  負けないよ」

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 22日の月曜日、宗谷中で「平和学習」を実施しました。
 「平和学習」は、『子育て平和都市宣言』をしている稚内市の、全ての学校で長く行われている、平和を希求する子どもを育むことをねらいとした学習活動です。
 稚内の「平和の日」は9月1日ですが、『平和折鶴祭り』の折鶴作りも兼ねて、ちょっと早く実施しました。

 宗谷中の「平和学習」は、生徒の自主性主体性を育むこともねらいとして、生徒会の主催で、生徒会執行部の計画と進行で行われました。
 今年は、「宗谷中生のよさを認め合い、宗谷中生あることに自信を持つ機会とする」ことをねらった中身で実施されました。

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 取り組みのその1は、「気持ちのよいあいさつをしよう」テーマに、あいさつをしあって感じた気持ちを出し合う企画です。
 1年生・2年生・3年生がまぜこぜに小グループを作り、その中で話し合いが進められました。あちこちのグループで、笑顔が飛び交います。
 どのグループも和気あいあいと会話を楽しんでいます。

 取り組みその2は、「宗谷中生のいいところ探し&いいところ川柳づくり」企画。
 宗谷中生のよいところをそれぞれが付箋に書いて、色画用紙に貼りつけています。
「笑顔」「やる気」「元気」
「あいさつ」「交流」「みんな仲が良い」
「笑い」「地域との交流が多い」「いじめがない」
「あいさつやさわやかなところ」
 どのグループでも、付箋が貼られていきます。

 良いところ探しを材料に、今度は川柳をひねります。それぞれの班で、冒頭のような作品ができあがり、代表作を全体の前で発表し合いました。

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 川柳の発表の後は、折鶴作り。
 さすが、小学1年生から折り続けてきた生徒達です。次々に折鶴ができあがります。
 その間も、相変わらず和やかな雰囲気です。

 「平和学習」を通じて、宗谷中生のやさしさや相互に尊重し合う様子が伺えました。
 とても嬉しいことです。
 「かしこく・やさしく・たくましく」
 宗谷中が、宗谷沿岸保小中連携でめざす姿が、また近づいてきた感じがした日でした。

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