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卒業式前日

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「皆さん、ここに円陣を組んで下さい。」
 3年生代表の楓華さんの呼びかけに、1・2年生が集まり、全校生の円陣ができました。
「明日は本番。1回しかないので、みんなで大きな声を出してがんばりましょう!」
「がんばるぞー!」「オッー!」
「エヘヘヘ・・・。」「ハハハハ・・・。」
 笑顔が広がります。みんなの心がつながっていくのがわかります。

 卒業式の総練習を終え、全校合唱の最後の練習を始めようとする直前の出来事です。

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 全校合唱最後の練習の歌声は、卒業式総練習よりもさらに磨き上がった歌声でした。
 笑顔が増え、口の開け方が縦に大きくなり、歌声が力強くなりました。
 3年生の引っ張りに、1・2年生も応えて、きれいなハーモニーが響きます。
 心地よい一体感の中にいるようでした。
 どの顔も満足そうでした。
 3年生はとても嬉しそうでした。

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 卒業式は、3年生には最後の授業であり、自分が主人公として責任を果たす機会です。
 総練習で3年生は、その自覚をもって証書授与を立派にやり遂げ、卒業生合唱では9名という少ない人数を感じさせない素晴らしい歌声を披露してくれました。どの人の心にも熱く響いたことでしょう。1・2年生もしっかり見つめていました。
 しかし、素晴らしい卒業式は、卒業生の力だけでは創ることはできません。
 会場に凜とした空気を生み出し、卒業生と在校生との確かなバトンタッチが会場で見守る誰もが感じられるような、1・2年生のがんばりが必要です。
 送辞・在校生合唱・全校合唱・・・1・2年生にも出番があります。1・2年生がどんな心で臨むのか、場面場面でどうがんばれるのか・・・。卒業式の成否を1・2年生も握っているのです。

 当日を迎えるまで、式練習・合唱はもとより、式場設営・展示や掲示、『祝う会しおり』、『学事報告』の丁合など、一貫として意欲的に献身的に取り組んでくれた1・2年生。明日は、最後で最大のがんばりの見せどころです。

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 総練習後の、手直し練習前に3年生が呼びかけてくれた円陣。
 かわいい後輩達へ、仲間のために勇気を持って行動する宗谷中の伝統を引き継いでほしいという激励のこもったエール。そこには、卒業式の場を必ずそのステップにしていってほしいというメッセージがこめられているように感じました。

 いよいよ明日は卒業式本番。
 感動的な卒業式で卒業生を送ろう。これは、3学期の最大のミッションでした。
 そのことは、お世話になった3年生に対する1・2年生の最後にできる恩返しです。そして、素晴らしい卒業式で卒業生を送り出せた時、1・2年生も上級生への階段を1つ上ったという自信を自分の中につくりだすことができるでしょう。
 本番は、1回だけです。

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心に響いた『答辞発表会』

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「3年生の思いや学んだことが伝わってきて、よかったです。」
「3年間を振り返った発表を聞いて、たまに自分に置き換えて考えたりして
 その通りだなと思ったり、すごく勉強になりました。」
「苦しいこともあったけど、それを乗り越えていくのがすごいと思いました。
 ぼくも、くじけず、がんばって立ち向かって行けたらいいと思いました。」
「仲間のよいところをたくさん見つけて、すごいと思いました。
 1年生も、3年生のように団結していきたいです。」
 2年生・1年生の代表が、そう感想を述べました。

 7日(金)午後、『答辞発表会』が開かれました。

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 『答辞発表会』は、卒業生全員が、中学校生活3年間を振り返って、自分の体験や学び、次への決意や希望を後輩や保護者・教職員の前で発表する会です。
 1学年の人数が少ない、小規模中学校の宗谷中ならではの伝統イベントです。

 今年も、卒業生一人ひとりが自分の体験―その時自分が何を感じ、何に悩んでいたのか、悩んでいたことにどう立ち向かい、どう克服してきたのかなどを驚くほどありのままに振り返り、率直に文にしたため、それを発してくれました。幼い心でわがままだった自分、友達とぶつかったこと、不安いっぱいで折れそうだったあの頃・・・。
 とつとつと、しっとりと、時には涙をこらえたり、言葉をかみしめながら・・・。

 1年生も2年生も、保護者も教職員も、会場のみんながじっと聞き入りました。

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・まず、自分のできることを全力でやろう。
・挑戦しないとわからない体験や考えがある。挑戦してみようという気持ちを持とう。
・失敗は心を成長させる。
 いろんな失敗を通して、学び、考え方や見方を大きく成長させられる。
・きちんと向き合って、話し合うことが解決への道。
・いろんな人との関わりをするからこそ、学べ、そして成長できる。・・・
 3年生の発表の中から、後輩も教職員も、たくさんのことを教えられました。

 そして、発表会を通じて、3年生一人ひとりが皆、成長した自分を発見し、自分で自分を認めて宗谷中学校を巣立っていくことができることを知りました。
 3年生全員が不安や悩み・自分の弱さに挑んで、成長をかちとり、これからの人生に活かすことができるたくさんの学びをしたことを知りました。
 とても嬉しかったです。

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 また、自分の成長を支え、後押ししてくれた人の存在にも気づき、家族や先生方、仲間に対して全員が感謝を述べていたことも嬉しいことでした。
 成長する力・可能性は、子どもら自身の中にあります。
 しかしながら、それを表層にまで引き出していくには、大人の支えや激励が必要です。そして、共に育ち合う仲間が必要です。
 『答辞発表会』では、3年生一人ひとりがそのことを体験的に学び、その輪の中にあって成長できたのだという実感と感謝の気持ちを、心からもっていることを感じることができました。
 3年間で、確かにみんな成長した・・・そんな喜びがじんわりと会場に広がりました。

「成長するもんだね。いろいろ考えて過ごしていたんだね。」
 わが子の成長が感慨深い、愛加さんのお父さんです。
「とっても、いい取り組みですものね。感動しました。」
 吹雪の中、わざわざ足を運んで下さった宗谷漁協女性部長の神さんは、笑顔で帰られました。

 3年間の学びをしっかり刻み込んだ『答辞』を胸に、来る卒業式を卒業生9名は立派にやり遂げてくれるだろう、そう確信できた『答辞発表会』でした。

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先輩に届け―在校生の仕事

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 昼休み、多目的ホールには、在校生の合唱が響いています。
 教頭先生が激励に足を運んだら、イイ雰囲気で歌っていたとのこと。
「自分たちからやってるの?」
そう尋ねたら、
「そうなんです」
と、明るい回答が返ってきました。
 限られた練習だけでは卒業生の心に響く歌声はつくられないと生徒会役員が感じ、みんなに呼びかけて、この自主練習が始まったようです。嬉しいことです。
 生徒会役員は、3年生と1・2年生との最後の楽しいふれ合いの場もつくるなど、全校のリーダーとしてがんばってくれています。

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 さて、今日5日は公立の入試日。
 本校3年生9名は、全員が公立第1志望です。
 集合時刻前には全員、忘れ物もなくきっちり集まったとのことです。きっと、ポケットには後輩達が送ってくれたお守りを忍ばせてきたことでしょう。
 霊験あらたかな宗谷中神社のお守りで勇気づけられた3年生は、筆記試験においてこれまで培ってきた実力を存分に発揮したことでしょう。

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 学校に残った1・2年生は、会場設営を行ってくれました。
 体育館に紅白幕を張り、ステージ前に合唱台をセッティングしました。
 体育館を覗いたら、もう設営は完了し、合唱練習中でした。
「子ども達がどんどん仕事をしてくれたので、たいしてすることはなかったです。」
事務の村元さんが、そう教えてくれました。
 さすが、宗谷中生です。 

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 職員室では、インクジェットプリンターから可憐な女の子の絵がついた表紙や3年生の写真入りのプロフィールが次々と印刷されています。
 卒業を祝う会実行委員会が原稿を集め作成した、「祝う会」のしおりです。
 これも、1・2年生の仕事の結晶です。

 3月も5日が過ぎ、卒業式まで1週間を切ってしまいました。
 進路実現へのチャレンジ、感動的な卒業式に向かっての取り組みが本格化している、今日この頃の風景です。

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第2回学校評議員会

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 24日(月)、学校評議員会を行いました。
 本校の4名の評議員さんは、町内会長・町内会役員・民生児童委員・保育園園長を兼ねている方々で、まさに多士済々、皆さん誠実で宗谷沿岸の良心とも言うべきメンバー揃いです。
 きびしいこと率直に言っても下さいますが、学校のため、子どものためと思って考えてくれ、力になっていただいているところです。

 第2回目の今回は、1年間の学校経営総括について説明し、ご助言をいただきました。

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 今年度の学校経営総括については、2学期末にとった「学校評価保護者アンケート」結果についての報告を中心に説明をしました。
 保護者の皆さんが下してくれた今年度の評価は、やや厳しいものでした。
①全体的に、前年に比較すると、評価が下がってしまいました。
②特に、「子ども理解」・「授業評価」が低い値になっています。
③また、「学校と家庭の協力関係」、「わが子が学校と楽しいと感じているか」の評価も低い値になっています。
④記述では、「子どもの声を聞いてほしい」という要望が出されています。
 A・B・C・D4段階評価のうち、C・Dが増えたことを謙虚に受け入れ、「期待しているからもっとがんばれ」という保護者の激励だと受けとめて、3学期から教職員一丸となってがんばっていると伝えました。
 また、授業評価では生徒アンケートではまた違った、やや肯定的な傾向がでていること、新リーダーの2年生を中心に、「自分たちが学校の主人公であるという実感がある」という意識が高まっていることも、併せてお伝えしました。

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 評議員さんは、現在の子育て教育環境の難しさを異口同音にお話されました。
「関係づくりが難しくなった時代だ。」
「便利にはなったけれども、心が過敏になりがちだ。」
「大人の関係づくりも難しくなってきている。」
「不安を持ちながら子育てをしている保護者も多いだろう。」
 そうした話と共に、教職員に対する共感的な思いも言って下さいました。
「先生方は、そういう時代に保護者と信頼関係を形成するので、
 本当に大変だと思う。」
 力不足を心でお詫びしつつ、がんばらねばと思わされました。

 
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 また、宗谷中の教育について、いくつもの示唆・助言、そして激励をいただきました。
「子どもの教育については、親の願望をおしつけるのではなく、
 子どもの発達段階に応じた、その時期に必要なステップを
 踏ませるようなあり方が必要である。」
「『学力』というが、宗谷中では、テストで良い点数をとることを目的とする教育
 ではなく、大人になっても生きて働くような
 『かしこさ』を持つ子に育つような教育を展開してほしい。」
「宗谷中の産業教育は、どこにもない貴重で誇れる教育活動。
 灯を絶やしてはいけない。」
「宗谷のPTA活動は、全道のトップレベル。これからも活発に活動してほしい。」
「産業教育等、評議員としても学校への、できる協力を行っていきたい。」

 立ち止まってはいられない。背中を押された気持ちになりました。
 来年の評議員再任も皆さん快くOKしてくださり、心強さもましました。
 信頼される学校づくりをいっそう進めるよう、必ずがんばっていきます。

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『ふるさと街づくり標語』

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「父の海  資源の恵み いつまでも」(亜里南)
「この努力 自分の道を 開く鍵」  (朱夏)
「最北の  温かな教え ありがとう」(亜里香)

 宗谷沿岸子育て連絡協議会(沿岸子育て連協)が毎年実施している、『沿岸ふるさと街づくり標語』の中学校の部、各学年の今年度の最優秀標語です。
 『ふるさと街づくり標語』は、沿岸の児童生徒の健全育成=ふるさと宗谷に対する誇りと愛着をもつ子どもに育てることをねらい、長年にわたって取り組まれているものです。
 今年も沿岸3小の児童、宗谷中生、保護者・地域の方、教職員から作品が寄せられました。

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 宗谷中生も全員が標語を制作し、応募しました。
 ふるさとが自分の目に映る姿、ふるさとへの愛情、父の仕事、母のやさしさ、自分がなりたい姿などをそれぞれに短いフレーズに表現しました。
 最優秀賞作品には、ふるさとへの願い、自分が育った環境への感謝、地域への感謝を込めて自分をいっそう高めようという決意、そうした思いが込めらていると感じました。

 標語の審査には、子育て連協の役員である、町内会長さん・PTA会長さん・民生児童委員さん・校長・教頭などがあたり、数々の力作から真剣に悩みながら優秀作品を選びました。

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「ふるさとに 誇りを持って くらしたい」(龍哲)
「将来は   正しく優しく 良い大人」 (美咲)
「親父見て  目を輝かす  小さな漁師」(光太)
「ありがとう しかってほめる 思いやり」(夏流雅)
「白衣着て  働く笑顔   夢抱く」  (波流風)
「雪を踏む  足跡未来に  つなげたい」(愛加)
 最優秀作以外にも熱い思いが込められた作品を、子ども達は創り上げました。

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 保護者・地域の方の作品も紹介しましょう。
「気づいていますか あなたの足下に 目には見えない 大切なものがあることを」
「子どもの瞳に 映る沿岸の 人びとの強さと あったかい心」
 子どもへの温かな眼差しとメッセージ、やさしい愛が感じられます。また、子ども達にとって、こんな大人、地域のおじさんでありたいという秘めた思いも伝わってきます。

 ふるさとで地域の愛に包まれて育っていること、恵まれた環境の中で育っていることを、標語づくりを通じて子ども達は、きっと改めて感じたに違いありません。
 そのことを自信とエネルギーにつなげて、残された中学校生活、そして未来を精いっぱい生きていく宗谷中生であってほしいと願っています。 

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受験生と後輩達―私立入試の日

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 2月18日。今日は、私立入試の日。3年生全員が入試に臨みます。
 昨日午後から「暴風雪警報」が発せられ、本日の天候が危ぶまれました。
 道東・オホーツクは相当ひどい天候だったようですが、稚内でも昨夕から徐々に風が強まり、一部の道道が吹雪のため不通になっていて、今日を心配していました。
 昨夜から天気予報をたびたびチェックし、今朝も早朝から模様を見ていましたが、幸い強風ではありますが雪はともなっていなく、暴風雪状態ではありません。
 学校も「通常授業」とし、私立入試も定刻通り始めるとの連絡を受けました。

 昨日は、前日の下見のために、給食後下校する3年生を在校生が見送りました。
「それじゃあ、行ってきま~す!」
 そう言って、帰りのスクールバスに乗り込む3年生を拍手で送りました。
 今日一日で5教科と面接を受ける3年生。
 後輩達からのお守りを持参し、きっと、がんばってくれることでしょう。

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 3年生が下見に行った日の放課後、1・2年生は卒業式に向けての実行委員会活動を行っていました。展示と装飾の2つの実行委員会に分かれて、それぞれに作業に取り組んでいます。
 この日からしばらく、部活はお休み。放課後の時間は、3年生のために使います。

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 卒業式在校生合唱の練習も始まっています。
 これまで導いてくれたり支えてくれたりした先輩へ感謝の気持ちが届くような合唱をつくろうと、心をこめてきっと歌っていることでしょう。

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 午後3時を過ぎて、受験引率の桑畠先生が戻ってきました。
「無事、試験が終わり、全員が帰宅しました。」
「どんな様子だった?!」
「試験は『ちょっと難しかった』と言っていましたけど、
 『面接は緊張しなかった』って言ってましたね。」

 面接練習の時に、けっこう緊張していた3年生ですが、練習の成果が出たのかな?
 それとも案外、度胸があるのかな?
 これなら、受験結果はきっと、大丈夫でしょう。
 次、公立入試は2週間後です。

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父親参観日―絆を深め合った一日

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 2月10日、父親参観日を実施しました。
 風邪で体調を崩し急遽参加できなくなったお父さんなどが複数名以上あり、参加率は少なめになってしまいましたが、それでも半数を超えるお父さんが参加して下さいました。
 学校から呼びかけると駆けつけてくれる、協力的で子ども思いのお父さん達ばかり。心強いこと、この上ありません。

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 まずは、子ども達の授業を参観していただきました。
 1年生は家庭科で、リンゴの皮剥き実習。
 2年生は体育で、バスケット。
 3年生は理科。入試を目前に控えて、過去問などを活用した対策学習でした。

 1年生の子ども達の慎重な包丁扱い、上手に向ける子もいれば、少し身の削りが多いかなという感じのむき方の子もありました。お父さん方は笑顔でその様子を見つめています。
 お父さん方と仲間の前で注目されながらのリンゴ皮剥きに、皆やや緊張気味。おまけに、お父さん方のちょっと大きめの笑いや冷やかしのかけ声もかかりますが、子ども達は嬉しそうに取り組んでいます。

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 体育館ではフロアの隅にすわったお父さん達が、授業の様子を見つめています。ボールさばきから始まり、2人でのパス交換、3人での動きを取り入れたパスアンドゴーの様子をじっくり見つめています。
 お父さん方に見つめられた2年生は、普段に比べると少し大人しめ?

 3年生の理科は、高校入試に向けた総復習の学習。教室の空気がピーンと張りつめています。
 真面目な顔で問題に取り組み、先生の説明に耳を傾ける子ども達。
 お父さん方は感心の表情で、静かに見つめています。

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 授業参観の後は、ミニバレーで汗を流しました。
「オーッ!」「うわっ!」「ナイス!」
 好プレー・ファイトあふれるプレーで、盛り上がる試合。
「ちょっと(打点)高すぎないか?!」
 たまに、恨み節(?)も。
「さあ、そろそろ本気出すぞ。」「・・・・・・」
「おい!」「はははは・・・」
 軽妙なやりとりや珍プレーには、愉快そうな笑い声が。

 汗を流した後は、交流会で和気あいあい語り合い。
 先生方とお父さん、お父さん同士、わかりあいと絆を深め合った一日でした。

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入学説明会―「楽しみ」と、笑顔

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「今日はどうでしたか?」
「中学校に来るのが楽しみになりました!」
「中学校に来るのが楽しみ。」
「私も。」
 沿岸の小学6年生が、笑顔で答えてくれました。
「今日はどうでしたか?」
「う~ん。ちょっと緊張しました。」
 中には、緊張がとけて、ほっとした顔もありました。

 先週金曜日、7日に行った入学説明会後のやりとりです。

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 入学説明会の日程・内容は、次のような中身です。
(1)開会式―校長の歓迎の挨拶
(2)授業参観・校舎見学
(3)生徒会主催による学校説明会
 校長の挨拶は別として、先輩が授業している様子、校舎案内をしてくれた宗谷中の先生方のやさしい対応、興味が湧くような説明、1・2年生の先輩全員による学校紹介などで、中学校=宗谷中での生活のイメージを描くことができ、漠然と抱いていた不安が少し小さくなったのでしょう。
 そして反対に、期待はいっそうふくらんだようです。

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 生徒会のよる説明会では、先輩からの質問もありました。
「中学校で楽しみにしていることは何ですか?」
「部活です。」
「あっ、ありがとうございます。」
「好きなスポーツは何ですか?」
「野球です。」
「ぜひ野球部に入って下さい。」
「中学校では何をがんばりたいですか?」
「部活です!」
 3名の新入生男子の回答、先輩のコメントに会場が沸きます。新入生男子は皆、部活を楽しみにし、意欲を燃やしているようです。

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「好きな教科は何ですか?」
「うーん、えーと、うーん・・・。特にありません。」
「給食の好きなメニューは何ですか?」
「えーと、フツーのごはんです。」
 新入生女子の回答の様子に、会場に笑顔があふれ、場がなごみます。

「皆さんには、早く入学したいなと思ってもらいたいです。
 今日はしっかり聴いて下さい。」
 生徒会説明会の冒頭、瀧生徒会長がこう挨拶しました。
 どうやら、会長の願いが叶い、7名の新1年生は宗谷中学校の門を早くくぐりたい、いろんなことにがんばるぞという気持ちを新たにしてくれたようです。

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性教育-「つながる心」をもつ生徒に

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「わあ、かわいい!」「かわいい!」「笑ってるう!」
 お母さんの膝の上にお座りし、顔を向けるとにこにこ笑い返す赤ちゃんを見て、歓声を上げ、満面の笑みの子ども達。

 1年生の性教育の授業の様子です。この性教育の授業に、乳児のいる校区のお母さんにお願いをして、赤ちゃんを連れて来ていただきました。赤ちゃんの抱っこ体験をさせてもらうためです。

「かわいい!」
「抱き方、うまいね!」
「さすが、お兄ちゃんだね。」
「ほら、抱いてごらん。」
「えっ、えっ」
「ここに手を入れて、ほら。」
「えっ、ちょ、ちょっとパス!」
 上手に抱っこできる子、喜んで抱っこする子もいますが、慎重に抱いて赤ちゃんに窮屈がられる子もいれば、体がこわばってしまってなかなか抱っこできない子もいます。
 物とは違う、ペットとも違う、命ある人間の赤ちゃんを抱っこすることは、子ども達によってはとても緊張するものだったようです。

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 1年生の授業は、「いのちの誕生を学ぶ」。
①自分は奇跡的に生まれた大切な存在であることに気づく。
②お母さんと赤ちゃん自身の力とが一緒になって生まれてくることがわかる。
③自分は家族や周りの人たちにとってかけがえのない存在であると気づく。
そんなことをねらった授業です。

 まず、私たちの命についてその誕生する経過を最新の科学をもとに学び、次に自分たちのお母さん方の出産前後の気持ちを知り、3つめに「妊婦体験ジャケット」を装着して妊婦を疑似体験し、そして最後に本物の赤ちゃん抱っこ体験をするという授業の流れでした。

「早く、あなたに会いたいなと思っていました。生まれてくるのが楽しみでした。」
「生まれて、すごく嬉しかったです。」
「幸せな気持ちになりました。」
「涙が出てしまいました。」
「ちゃんとした親になれるか、不安でした。」・・・
 お母さん方から寄せられた文を、子ども達は真剣に見つめていました。
 きっと、自分の存在を愛おしく思ったに違いありません。
 そして、抱っこした赤ちゃんの体温に命を感じ、無防備に抱かれるままの赤ちゃんに大事にしなくてはという心理が働いたことでしょう。こうやって、自分も大事にされてきたのかな?と、思えた子もいたに違いありません。

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 先週は2年生で性教育授業が行われました。
 2年生の学習は、「多様な性について考える」。
 「性同一性障害」―心の性と体の性との食い違いを持つ障害を抱えた人がいることを伝え、その人の実際の生き方、生き様を映像で見て考える学習でした。

 映像の主人公は、「性同一性障害」を抱えて生きるプロボクサー真道ゴーさんです。自分は男性と思う心と体は女性という食い違いに悩んでいた真道さん。お母さんに打ち明けたときに、
「男とか女じゃなく、目標を持って笑顔で生きてくれたらそれでいい」
と受け入れてもらえた。その後、「ボクシング」という目標を見つけて自分らしく生きようと努力し、世界チャンピオンになり、自分のジムを開くまでになった。女性のパートナーと共に。

 子ども達は真剣に見ていました。それぞれに感じるものがあったようです。
「目標を見つけることができてよかった。」
「恋人もできてよかった。」
「いろいろな性があることがわかった。」
 多様な性があり、それはごく一握りの人だけでなくそれなりの割合で存在し、決して特殊な人ではないこと。そういう人たちの中には生きづらさをもちながら悩んでいる人がいること。その中でも自分らしく生きようと前向きに努力している人がいること。そんなことを子ども達は学びました。

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 これからの私たちに求められていることは、何でしょう。
「多様な性があり、どんな性の人も一人の普通の人間。
 無理に理解しなくてもよいです。そういう人がいるんだなと知れば良いです。
 世の中にはいろんな人がいて良いんだなあと思ってほしいと思います。」
 授業はこんなふうにまとめられました。

 本校の性教育は、「自他の性と向き合い、つながる心と豊かな人間関係を築く生徒の育成」をねらった心育ちの学習です。
 男女それぞれの体のしくみやその変化、あるいは多様な性があることを知る。
 生命誕生のメカニズムや新しい命が誕生したときの父母の喜びを知る。
 そうした学習を通じて、自分を愛し、他者を尊重しつながる心・対等でみんなが生かされあう関係や集団をつくる力を育もうとねらって実施しています。

 授業を通じて子ども達が、自分自身と仲間を丸ごと受け入れ、自分をとりまく世界の温かさを感じ、こちらからつながりあおうとする自分に少しずつ着実に高まっていくだろうと思っています。

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合格祈願―がんばれ3年生!

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 本日、生徒会による全校集会が行われました。
 集会のねらいは、受験に向かう3年生への激励とお守りのプレゼントです。
「3年生の皆さん、今までがんばってきたことを発揮して、受験をがんばって下さい。」
 瀧生徒会長の激励の挨拶に続いて、1・2年代表の生徒が3年生一人ひとりにお守りを手渡しました。お守りは、生徒会が丹精込めて作った、手作りのものです。
「3年生の合格を祈願してお守りをプレゼントします。
 このお守りを持って、受験をがんばってください。」
「ありがとうございます。これを持って、受験でがんばります。」

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 生徒玄関前には、毎年恒例の宗谷中神社が建立されました。これも、生徒会の準備です。
 そこには、大きな合格祈願絵馬が飾られています。
 絵馬には、受験突破をめざす3年生が決意を書いたカードを貼っています。

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「全力を尽くす!」
「受験では合格できるように、気合いを入れてがんばる。」
「今までたくさんの努力をしてきたから、絶対9人全員で合格するぞー!!☆☆
 そして、みんなでとびきりのスマイルを☺ 」
「いろんな人からの協力を無駄にしないように、成果を発揮して絶対合格する!」
「支えてくれた人たちに感謝をしながら、受験勉強をがんばって、
 進路実現に向けて合格目指してあきらめずに頑張る!」
「高校で楽しい学校生活送れるようにがんばる!
 あと、体調と転ばないように気をつける!(笑)」
「3年生全員合格できますように♡」
「9人で力を合わせてがんばろう!」

 力強い言葉が並んでいて、頼もしいです。

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 1・2年生、先生方からの激励の言葉も貼られています。
「目標を達成できるように、あきらめずがんばってください。」
「緊張すると思うけど、自分のベストを出せるよう受験がんばってください。」
「今まで勉強してたくわえた力を充分に発揮して、くいのないように頑張ってください。
 応援しています。」
「授業や学習会などでがんばった成果を発揮してがんばって下さい。
 応援しています。」
「受験では、精いっぱい力を出して頑張って下さい。応援しています。」
「一日一日を大切して中学校をすごしてください。」
「自信をもてば、きっと受かると思います!!」
「目指せ合格!」
「合格できるよう祈っています。」

 後輩や先生方の激励、9人の仲間と共に挑戦することを勇気に、今まで努力して蓄えた自分の力を信頼して、必ずや進路を実現しましょう。君たちなら大丈夫。
 私立入試まで15日、公立入試まで残り30日です。

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