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生徒総会―新スローガン「心優」をめざす旅のスタート

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 昨日、12月19日、平成25年度後期生徒総会が開かれました。
 今年度の前期を総括するとともに、新役員のもとでの生徒会新スローガンや各常任委員会の活動目標と計画の承認などが議題です。
 新スローガンは、
『心優(しんゆう)~思いやりを持って、信頼し合える仲間をつくろう~』。

 今回の総会の特色は、「話し合い」を取り入れること。
 『心優』をめざしあう第一歩として、「信頼し合える仲間って、どんな仲間?」ということをグループエンカウンターの手法を使って子ども達に話し合わせ、めざす姿を少しでも共通にしあおうというわけです。また、その話し合いを通じて、わかりあいやつながりが深まれば、さらに嬉しいことです。
 そのために、グループの司会者・記録者も事前に決め、打合せを行ってきました。けれども、生徒総会では初めてのやり方です。さてどういう様相を示すでしょうか?!

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 生徒総会では、まず、前期の総括を行いました。
 前期生徒会テーマは、『ポジティブ~積極的に行動しよう』。
・文化祭などの行事でみんな積極的に動けていた。
・あいさつが増えてよかった。
・1年間続けてみて、少しずつポジティブになれたと思う。目標が定着したのでよかった。
 以上の、役員による「振り返り」を全校で承認し合いました。
 その後、厚生常任委員会は「達成度95%。計画したものは全部できた(マイナス5%は、たまに仕事を忘れた・・・)、文化常任委員会は「楽しんでもらえた。全校生徒が盛り上がっていて、笑顔で私たちも楽しんでできた」という及第点の自己評価。そのことも、全校生徒で承認し合いました。
 また、各学年からも、学級目標達成に向けての取り組みの振り返り、中間総括が出し合われました。達成度自己評価は、3年生だけは95%と高いですが、2年生は68点、1年生は70%ぐらい。まだまだがんばり課題、学級がよりよくなっていく余地があるという振り返り。学級目標に関わる取り組みは、3学期にも続く課題です。

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 続いて、新体制にチェンジして、後期の生徒会スローガン、厚生常任委員会・文化常任委員会、各学年の活動目標と活動計画の提案です。
 役員会は、新スローガンの提示と共に、2つの重点目標を提案しました。
○聞きやすい声であいさつをしよう!
○相手の気持ちを考えて行動しよう!

厚生常任委員会の目標は、
・学校に来たくなるように、全校みんなで校内をキレイにしよう!
・仕事を忘れないようにして、仲間と意見を言い合い、協力して活動する!
 始めの活動は、げた箱そうじ。2学期中にやるそうです。

 文化常任委員会の目標は、
・みんなが笑顔になれる活動をやりとげる。
早速、「XMASソング・サンタのプレゼント」企画があるそうです。

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 各学年の取り組みも発表され、全ての提案が承認されました。
 さあ、いよいよ今回の総会の目玉、話し合いです。
 まず、生徒会役員がやり方を説明します。
 ホワイトボードを使い、話し合いのテーマ、グループごとに行うことの手順、やり方などを伝えます。ちょっと声が小さいです。
「わかりましたか?」
「はい」と、子ども達が静かに反応しました。
 子ども達は説明を聞き取って、これから何を、どうするのか、受けとめたようです。

 はたして、どんな話し合いになるのでしょうか?! 

(つづく)

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■文武両道―バランスのとれた成長をめざして

今朝の風景―雪がまた消えました・・・
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 今朝の『朝の打合せ票』の「教頭先生からの3行メッセージ」に、こんな報告が。

「『教頭先生見て下さい』と差し出した左手にはつぶれたマメの痕が。
 『手がボロボロになるまで振れ』と行った言葉を覚えていたR哲くん。
 まっすぐな心に触れた瞬間でした。」

 R哲君は、野球部の1年生です。手にマメができ、それがつぶれて、そして固まるほど、何千回もバットを振り続けてきたのでしょう。
 R哲君は、今年の新人戦において歴史的な1勝を挙げたチームで、大活躍をしました。
 しかし、「活躍」までには「失敗」も山ほどしました。試合中、守備でキャッチしたボールを持ち続けておろおろして進塁を許したり、バッターでサインを実行しなかったりして、監督からきびしく叱られたりもしていました。
 その子が新人戦では攻守に大活躍をし、勝利に大いに貢献しました。
 その「伸び」は、いったいどこから来たのでしょう?
 教頭先生が紹介してくれたエピソードが、それを物語っています。

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 このところ、朝の多目的ホールでは、熱心にプリントに向かう生徒の姿を見かけます。『基礎学』の再テストを受けている生徒です。

 宗谷中の「基礎学」は、「学び方」を身につけさせ、5教科の中学校卒業段階で身につけておきたい基礎的な知識・技能を定着させることを目的に行っています。
 「学び方」を身につけることと「基礎的知識・技能」の定着をセットで達成するために、
①毎日の放課後学習・計画的な家庭学習を経て、
②国語・数学・英語の3教科については、
 週に1度の『基礎学の時間』に「合格認定テスト」を受けて定着度を測り、
 理科・社会については、授業の中で「合格認定テスト」を実施、
③「合格」者は次のレベルにチャレンジするというやり方で進めています。

 残念ながら1回目で合格点に達しなかった子は、再学習して再テストに挑みます。
 今朝は、社会科テストの再チャレンジのようでした。何しろ、社会科の合格点は90%正解。なかなかハードルが高いですが、みながんばってチャレンジしてくれています。

 かしこい子・やさしい子・たくましい子に育むよう、文武両道を奨励する宗谷中。
 心技体のバランスのとれた成長が、どの子にも図られるように取り組んでいます。


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何やら楽しげな企画を準備中の文化常任委員会の面々

新生徒会役員の意欲

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 宗谷中生徒会の新役員体制が確立しました。
 今年度の後期と来年度の前期、つまりこれから1年間が任期です。
 新生徒会は、新たな全校スローガンを次のように提案しています。
『心優(しんゆう)~思いやりを持って、信頼し合える仲間をつくろう~』
 設定の理由には、こう記されています。
「やさしさ、心を一つにすることを大切にして、仲間と信頼し合える関係を築いていこう! という願いを込めて、このスローガンを設定しました。」

 宗谷中は、生徒一人ひとりが「かしこく・やさしく・たくましく」育つことをめざす学校。
 『心優』は、その「やさしく」をまさにめざすものです。と同時に、全校が「心優」に向かって相互の信頼関係を深めることは、学びあいや高まりあいにもきっと転化し、宗谷中生全員が必ずや「かしこく」もなり、「たくましく」もなっていくことでしょう。

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 意欲を持って立候補し、役員となった4名へのささやかながら激励する場をもちました。4人からは、次のような力強い決意を聞くことができました。
瀧会長「他学年同士の関わり合いが今よりもっと増えて、
     積極的に関わり合える学校にしたいです。
     今年残された行事もみんなで協力してできるようにし、
     みんなが来たいと思える学校にします。」
川口副会長「全校集会とかで挨拶することが多くなると思うので、
        大きな声で、みんなにわかりやすく伝えられるようにがんばります。」
神野書記「スローガン通りになることをめざします。
      みんなが安心して登校できる学校にします。」
岩本議長「生徒会役員として、活動するときには自信をもってやりたいです。
      全校生徒が、全校のことを考えて行動する学校にしたいです。」

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 宗谷中生徒会には、誇れる『生徒会憲章』があります。
 宗谷中生徒会憲章は、次のフレーズから始まります。
「いじめがなく、みんなが学校に来ることが楽しいと思えるように学習や様々な活動など学校生活の意欲を高め、それを通じて友達とのコミュニケーションの輪を広げることを願ってこの憲章を定めます。」
そして、めざす学校を次のように宣言しています。
★仲間を大切にし、励まし合って喜びを分かち合える学校
★みんなが生き生きと自分の輝ける場所があって、どんな時も挑戦し続ける学校
★社会で活躍できるような、希望あふれる明るい未来をめざして、
 今を学び続ける学校

 新生徒会役員が言う、
「みんなが来たいと思える学校」
「みんなが安心して登校できる学校」
「全校生徒が、全校のことを考えて行動する学校」
も、『生徒会憲章』の精神とめざす学校像にしっかり重なり合っています。

 新生徒会役員には、初心の決意を忘れずに、協力しあってよりよい宗谷中づくりに立ち向かってほしいと願っています。
 新生徒会役員が掲げた全校スローガンは、全校の仲間から必ずや支持され、全校みんなが「心優」になる取り組みがこれから展開されていくことでしょう。

 新たなスローガンを意思統一する生徒総会は、来週19日です。

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例年より遅く本格的な冬の到来です。

『読書感想文コンクール』から

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 8日(日)、市立図書館において、『読書感想文コンクール』表彰式が行われました。
 本校から、優秀作・佳作に選出され、表彰の栄誉に浴した生徒が2名も出ました。
 1年生の優斗君と3年生の亜里香さんです。
 2名とも表彰式に臨み、稚内市教育委員会表教育長より表彰状を授与されました。
「おめでとう。」と声をかけると、二人ともはにかんだ笑顔で、
「ありがとうございます。」と応えてくれました。 

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 優斗君の受賞作は、『「手紙屋」を読んで』。『手紙屋』は喜多川泰さんが書いた本のようです。私は読んだことはないのですが、興味が引かれるタイトルです。
 感想文の冒頭は、こんな出だしになっています。

 「何のために勉強するのだろう」僕は勉強が嫌いで、このことをよく思います。この本はその疑問を解決していく物語になっていて、とても興味を持ち、この本を感想文に書こうと選びました。
 主人公の和花は僕と同じく、勉強が嫌いで「何のためにやるんだろう」と思っています。
 夏休み兄の所に行くことになったのですが、そこで兄もやった手紙屋との手紙のやりとりをする事になります。手紙屋とは、手紙を通じて悩みの相談に乗ってくれる人のことです。和花は勉強をお題に手紙を書きます。手紙のやりとりの中で、「勉強の大切さ」を知っていき、最後には和花の運命も変えてしまうのです。・・・

 優斗君自身、この本の中で、いろいろな「心に残る言葉」に出会いました。
「勉強は1つの道具である」
「成功するために必要なものは方法ではなく行動」
「困難を可能にするのは『意志』なのだ」
「すべての教科が、人生を豊かにする」
「今日一日の勉強が将来の世界を大きく変える」
 優斗君は、これらの言葉から考えを巡らせ、不思議に思ったり、自分のこれまでと付き合わせて合点がいったり、納得したり、そうは思えないと思ったりします。
 そして、次のように結んでいます。

 僕はこれから勉強と言う道具を生かして、将来の自分の人生をできるだけ豊かにしていけるようにしたいと思いました。しかし、すぐには勉強を好きにはなれません。なので、この本に書かれた勉強の豊かさを信じて・・・少しずつ勉強を好きになって、将来につながって行ければいいと思っています。

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 亜里香さんの感想文も、印象的な出だしから始まります。

 みなさんは、これまでに死にたいと思ったことはありますか? 私は何回かあります。ですが、この本を読んだら簡単に死にたいと言ってはいけないな、と思えました。
 この本を読んだきっかけは、題名に興味が湧き、裏表紙を読むと「どんなキツいことがあっても耐えられるという星のかけら」と書いてあり、さらに興味が湧いたので読んでみました。

 亜里香さんの感想文タイトルは、『「星のかけら」を読んで』です。

 星のかけらとは、それを手に入れたらどんなキツいことがあっても耐えられるお守りで、誰かが死んだ交通事故の現場に落ちているという噂をきき、いじめられっ子のユウキ、塾で知り合ったマサヤ、ユウキの幼なじみのエリカの3人が、昔交通事故にあった現場に行くと、6年前に交通事故で死んだ幽霊のフミちゃんと出会います。
 これをきっかけに、生きること死ぬことについて3人が深く知っていき、これから強く生きることを心に決めるお話です。

 亜里香さんは本の中で、「私の心が動かされたセリフが2つあります。」と書いています。
1つめは、エリカがユウキに言った、
「人間ってさ、みんな、ぎりぎりのところで生きているんじゃないっていう気がするの。」
2つめは、フミちゃんのお母さんが言った、
「『死ぬ』っていうのはただ、『いなくなる』っていうだけじゃないの。
 『生きられなくなっちゃう』ってことなの。」

 この本の中のこうしたセリフなどを通じて、感じたり考えたりした亜里香さんは、次のように感想文を結んでいます。

 ・・・生きたくても生きられなくなってしまった人はたくさんいると考えたら、簡単に死にたいなんて言ってはならないんだなと思います。人は生まれてきて、そして、最後まで生きたら、それだけ色々な経験や思い出など、生きてたくさん出来ることがあるからです。
 今、私は死について、生きることについて考える良い機会を得られました。それも、『星のかけら』を読んだおかげです。

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 読書って、いいですね。
 いろいろな人の生き方や考えにふれることができる。
 自分ができない体験を感じたり学んだりすることもできる。
 子ども達の読書は、目の前の世界を広げ、見える景色を彩り豊かにするのです。

 『読書感想文コンクール』審査委員長の先生が『読書感想文コンクール読書感想文集』の「総評」でこんなことを記しています。

 ・・・審査で読ませていただく読書感想文の中には、書くことのたいへんさよりも、「読書をして成長できた!」「登場人物に会えてよかった!」という気持ちがいっぱいあふれています。
 ・・・本を読みながら一喜一憂し、喜怒哀楽を感じた「熱」や「生の感情」が、そして、人に伝えるためによりわかりやすい文章にしようという気持ちが、文字や文章から伝わってくるのです。読書感想文を書いているみなさんは、もはや「作家」そのものです。
 ・・・「作家」さんを温かく見守っていただいたご家庭のみなさん、また、ご指導いただいた先生方にこの場を借りてお礼申し上げます。

 私もまた、感想文にチャレンジした子ども達とそれを奨励し支えてくれた先生方、そしてがんばりを見守り努力したことを認めて励まして下さった保護者の皆さんに、心より感謝いたします。
 楽しい読書、ぜひ家族みんなで「家読(うちどく)」を! 

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共同のエネルギー

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 昨夜は、体育館に保護者と教職員が集まって、楽しくミニバレーを行いました。
 PTA研修委員会主催の『スポーツレク』です。
 平日の夜にも関わらず、お父さん・お母さん方が集まってくれました。
 先生方も、体調を崩している者を除いて、全員集合。
 スポーツの楽しさを求めて来た人、勝利をめざしてやってきた人、PTA活動をもり立てようと思ってきた人、交流を楽しみに来た人・・・とにかくみんな、笑顔です。

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 開会式をして、準備体操をし、5チームに分かれてリーグ戦です。
 とにかくみんな元気です。そして、うんと楽しんでいます。
「ナイス!」「おーっ!」
「ごめん!」「OK!OK!」
「いやあ、手加減して!」「ははは・・・」
 得点を取っては喜び、スパイクを決められて悲鳴をあげ、ファイトあふれるプレーに拍手を送り、珍プレーに笑い合っています。
 そのうち、試合中に早くも息が上がって、ぜいぜいしながらプレーしていた私のような者もありましたが・・・。1試合はたかだか1セットマッチのラリーポイント制なのですが・・・。

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 試合と試合の合間には、先生方とお父さん、お母さん方との会話や情報交流も。
 近況を報告し合ったり、子どものことを語り合ったり、終わった試合のプレーを振り返ったり、体力が落ちたことを嘆き合ったり・・・。
 けが自慢(?)も、しあいましたね。年齢相応の動き方、気をつけた体の動かし方が必要です。
 そして、試合が再開されると、また体育館に明るい歓声が響きます。
 みんな、本当に楽しそうです。

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 試合も全て終え、閉会式。
 成績が発表され、1位から順に、お好きな参加賞がもらえます。
「やった! 一番に選べる!」
「ティッシュがいいな!」
「中身見てから決めよう!」
 PTA会長さんからねぎらいの挨拶をもらい、みんなで記念撮影をして終了。
 充実の1時間ちょいでした。
 計画・準備・運営の労をとってくださった、PTA研修部の皆さん、お疲れ様でした。ありがとうございます。そして、参加された皆さん、本当にお疲れ様でした。
 体の痛みは、大丈夫でしょうか?!

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『意味のない命なんてない』

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「私は今、ここにいることがとても嬉しいです。
 嬉しいことの1つ目は、『生きていること』です。
 2つ目は、『大好きな家族がいること』。
 3つ目は、『大切な友達がいること』です。・・・」

 本校の3年生の愛加さんが、作文で生きる喜びを表現しました。
 愛加さんが「今、ここにいること」「生きていること」に大きな喜びを感じているのは、次のような理由からです。

「私は、生まれつき『心臓病』という病気です。医師に2歳まで生きられないと
 言われ、すぐにドクターヘリで大きな病院に行きました。
 子どもの心臓の専門医や病院中の医師が一生懸命、手術をしたり、検査をしたり
 いろいろなことをしてくれました。
 そして、1~5歳ぐらいまで入退院を繰り返しましたが、
 両親をはじめ病院の医師の方々のおかげで私は、今を生きています。」

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 病と闘って生きてきた中で、愛加さんは、「生きる」喜びとその意味を見いだしました。

「私が病院にいた時に、たくさんの病気の子がいました。
 その中には、手術中になくなってしまう子もいましたが、
 私が一人生き残ったのには、意味があると思います。
 その意味は、『他の子の分まで一生懸命生き抜きなさい』
 という意味だと私は思います。」

 そして、作文は、今を生きる仲間へのメッセージで書き終えられています。

「私は、今まで出来たことが出来なくなったりして、『なんで私なの?』と
 いつも思い泣いていましたが、1つだけ出来ることを見つけました。
 それは、『生きる』ということです。
 私はこれから、命が尽きる最後の一瞬まで精いっぱい生きていこうと思います。
 最後のお願いがあります。
 『どうか、一人一人に生きている意味があるということを忘れないで下さい。』 」

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 子どもに、大事なことをまた教わった気分です。

 愛加さんの作文の題は、『意味のない命なんてない』。
 この作文は、『全国中学校人権作文コンテスト旭川地方大会』に出品され、『優秀賞』(旭川人権擁護委員連合会長賞)を受賞しました。
 おめでとう。
 また、選んでいただいたことに、衷心より感謝申し上げます。

 7日(土)には、その授賞式が旭川で行われる運びとなっています。
 飛び切りの笑顔が目に浮かびます。

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 ところで、愛加さんの作文には、大人へのメッセージが込められた部分もあります。

「私はずっと不思議なことがあります。
 私たち子どもよりも長い人生を歩んできた大の大人が、(どうして)
 子どものお手本とならないことをするのか? ということです。
 犯罪や殺人などをすることは、良いお手本なのでしょか? 大人がまず、
 考えを変えなければ今の子ども達が良い大人にはなれないと思います。
 自分は命を大切に生きていける大人になりたいです。」

 自分の命も、他者の命も大事にする大人、子どもの良い手本になる大人・・・それはきっと、どの子も期待する大人像でしょう。
 そして、われわれ教師には、子どもの心に傷を負わすナイフを突きつけない、そんな大人であることも子ども達は求めていると思います。

 すべての子ども達が、「生きること」自体に意味を見いだして今を生きていけるように、これからも激励することを忘れずにいること。
 そして、教師はその立ち振る舞いや言葉に良くも悪くも子どもの未来を大きく作用する力があることを、今一度思い起こさせた作文でした。

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『水産タイム発表会』―地域に見守られて

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 宗谷中学校の初冬の一大イベント=『水産タイム発表会』を26日に実施しました。
 今年も、沿岸3小の5・6年生と先生方、保護者の皆さん、地域の来賓の皆さんが宗谷中生と教職員の合計人数以上集まってくれ、報道関係者も含めると、おおよそ100名の規模で開催することができました。稚内市教育委員会から斉藤部長さんも駆けつけてくださいました。

 発表会は、各学年がそれぞれ3~4グループの少人数で行う形式になっており、34名全員が声を出す場面があります。
 各グループ、パワーポイントや実物投影機等を駆使し、目にも訴えるように工夫したプレゼンです。途中にクイズを散りばめたりもし、後輩の小学生にもわかりやすく、最後まで集中して聞いてもらえるように発表内容も工夫され、会場からどよめきや感心のため息が起こりながら進行されていきました。

 1年生の発表テーマは、「地域の方々に学ぶ漁労体験学習」。
 1年生が体験した「エビ籠作り」「エビ籠漁」について、そして『浅海増殖センター』で見学したこと、学んだことが発表内容です。

「エビ籠作りは、難しく、苦労したけれど、
 お父さん方の応援もあって作ることができて良かったです。
「エビ籠にはたくさんの工夫がされていて、
 漁師さんの思いがつまっていると感じました。」
「エビ籠漁は、地域の人たちの協力があって体験ができました。
 ありがとうございます。」
 なかなか泣かせることを言います。
「クイズです。今年のエビは何匹獲れたでしょう? 次の3つから選んでください。」
 会場も笑顔で反応し、3択に手を挙げてくれます。答えは、226匹でした。
「エビ籠で、エビの入り口の名前は?!」「①あなご ②じょうご ③ひょうご」
 会場が笑いに包まれました。答えは「ひょうご」ではなく、「じょうご」。
「エビ以外にエビ籠に入った生き物は何でしょう?!」
 何でしょう? 1位はヤドカリ。2位がツブで、3位がカニだったとか。
 へえ~と、驚きの声があがりました。

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 2年生のテーマは、「地域の方々に学び、地域の方々とふれあう加工体験学習」。
 カネニ台丸谷加工場見学で学んでこと、タコ燻製の作り方、燻製地域アンケート考察を、映像やデータを活用し、ゆかいな寸劇も交えて発表しました。

 「工場見学」グループの発表では、宗谷のタコが主に関東方面に出荷されていること、1日の水揚げ・加工量が15トンにも上ること、1日の電気代が150万円もかかっていることが報告され、会場からはどよめきも。
 「タコ燻製の作り方」グループ発表では、燻製作業時の服装や製造工程を写真などが紹介されました。食べ物を扱っているために衛生面にきちんと配慮していること、手のかかる作業をがんばっている姿を改めて小学生や地域の人たちにわかってもらえたのではないでしょうか。
 「地域アンケート考察」グループでは、212通集まったアンケートを円グラフ化して表示し、数値から分析した考察を発表。どの項目も、ありがたいことに、「とてもよい」が多かったようです。けれども、それに甘んじることなく、課題に気づいたり、次年度につなげる考察を加えたりしていました。
「燻煙は『丁度良い』が82%で一番多かったけれども、『かかり過ぎ』という意見も
 あった。来年に活かしてほしいと思います。」
「『とてもおいしかった』『手のかかる作業、がんばって』という励ましの声もあり、
 とても嬉しかったです。」
 2年生も、地域への感謝の言葉を告げました。

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 3年生発表のテーマは、「生徒の生き方の発見につながる流通分野の学習」。
 販売実習に向けて学んだこと、ホタテ殻むき学習について、ホタテ燻製を販売するまで、販売実習で学んだことの4つを、『ホタテン』が進行役になって発表しました。

 「ホタテ殻むき学習」の発表では、裁縫仕立ての本物そっくりなホタテ模型が登場。
「まず、貝殻の間に殻むき器を差し込み、小柱というのを切ると、貝が開きます。」
 実物投影機の下で、殻むき器を模型の二枚貝の間に差し込んで、小柱を切って貝を開くと、貝柱・卵・ひも・ウロが本物と同じように貝の中に鎮座しているのが、モニターの大画面に映し出されました。ほうと、感心の声が。
「次に、ウロをとり、卵とひもをとり、最後にまた殻むき器でそいで、
 貝柱を貝からはずします。」
 説明に合わせて、模型のウロがはずされ、卵がはずされ、ひもがはずされ、最後に貝の真ん中に白い貝柱だけが残され、殻むき器によって、はずされました。お見事!
 流通の仕組みも発表されました。
 今年の宗谷中ホタテ燻製は、1袋18円の利益を乗せて225円で出荷され、お店では398円で販売されました。
 材料費に利益を乗せて中学校から漁協に出荷し、漁協→市場→配送センター→小売店と経ていくうちに運賃や利益が上乗せされ価格が決まっていく。その様子をトラックの模型と数字カードを使って紹介。小学生にも、からくりが伝わったのでは?
「学習を通じて、これまで知らなかった宗谷についての知識をえることができました。」
「職業への関心が高まり、仕事の大変さを実感しました。」
「この学習は、地域の人の支えがあってできる学習です。
 感謝の気持ちを忘れないようにしたいです。」
 3年生もまた、地域への感謝を伝えました。

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 最後に、ゲストアドバイザーの加賀谷一行さんから、講評をいただきました。
「各学年、各グループの発表、とてもわかりやすく、聞いていてよくわかりました。
 1年生が籠作りを通じて『漁師さんの思いがわかった』と感じてくれて、嬉しかった。
 漁師は何十年も同じことをしているが、大漁するように工夫します。
 また、風の向き、波の大きさ、水温など常日頃気にしています。・・・
 3年生の札幌での販売活動のVTRを見て、よく声が出ていて、
 素晴らしい実習をしてきたと感じました。・・・
 生徒の皆さんが『地域に感謝』と言ってくれたけれど、宗谷中には逆に
 地域に力添えをいただいていると思います。かえって感謝したいです。
 燻製を製造・販売しているのは、中学校では道内ではたぶん宗谷中1校のみ。
 宗谷中の活動に誇りをもって、もっともっとがんばってもらいたいです。
 産業学習は胸を張って誇れる学習です。
 これからもぜひ、継続させていってほしいです。・・・」

 とてもありがたい、子ども達と学校を大いに激励してくれる講評をいただきました。
 宗谷中産業学習が地域に根ざした教育活動であり、継続・継承を大いに期待されていること、地域の次代を担う子ども達に皆さん温かい目を注ぎ、子ども達がまっすぐ育つように激励を惜しみない心をもっていること、学校が地域の願いに応えて教育活動を創造し子ども達の成長に全力を尽くすこと・・・たくさんのことを感じさせられた講評であり、発表会の会場の空気でした。
 それから、こうした地域の温かさと期待と日頃からの支援を、子ども達もちゃんとわかってくれていた。各学年、各グループが異口同音に「地域への感謝」にありがとうと気持ちを述べました。これも、本当に嬉しいことです。
 温かくされている・愛されている・支えられているという実感が感謝の気持ちを育み、次への意欲・困難にも立ち向かっていく勇気を大きくし、「かしこく・やさしく・たくましく」子ども達は育っていくのだと思います。
 参観に来てくださった皆さん、そして日頃からの地域の皆さんの応援・激励に、改めて感謝いたします。本当に、ありがとうございました。

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1年生「道徳授業」から・・・

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 『思いやりの心』をテーマにした道徳の学習が、先週、1年生で実施されました。
 「もし、突然目が見えなくなってしまったら・・・」という内容で、相手の身になって感じる、相手に対して思いやる行動を考えました。
 もしも自分がそういう立場になったら・・・と想像して気持ちを書いたり、アイマスクをして目が不自由な状態で歩行したり、アイマスクをした仲間の手を引いてリードしたりという学習の中で、相手に対する「思いやり」について考えました。

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 もし、突然目が見えなくなってしまったら・・・子ども達が想像しました。
「真っ暗。何も見えない。相手の顔や周りがわからない。」
「誰がどこにいるのかわからなくなる。自分自身もどこにいるかわからなくなる。」
「困る、何もできない、どこに何があるかわからない、
 何が起きているかわからない。」
「ゲームができなくなる。マンガが見れない。
 アニメも見れなくなる.パソコンも見れなくなる。」
「変な方向に行ってしまう、けがにつながる、物を壊してしまうかもしれない。」
「相手の感情がわからない。」

 その時の気持ちを表現できた子もいます。
「悲しい。」
「不安、不便。」
「嫌だ。最悪。生きてられないかも。てか、生きれるのか。」
「自分の生きている意味がわからなくなりそう。」
「もうみんなの顔が見れなくなるんだなあと思う。狂いそう。」
「人生終わりだとショックを受ける。恐怖心が芽生えると思う。」

 実際には心身に障がいがなく生きて過ごしている自分ですから、もし「目が見えなくなる」という状態になったと想像したら、とても不安で悲しく、絶望的な気持ちになってしまうだろうと子ども達の多くは考えたようです。

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 次に、アイマスクをして疑似体験をしました。手を引かれる役、手を引く役。手を引く役のときには、相手を安全に誘導できるようにどんなことを心がけたでしょう?
・声をかけながら誘導した。
・左や右、歩数を教えてあげた。
・「階段だよ。」「はい、ここ左に曲がって」「ここは○○教室だよ~」と、語りかけた。
・なるべく自分の近くに相手をひきよせた。
・相手を不安にさせないように、多く話した。
 
 最後に、今日の授業を振り返って、子ども達が感じたり気づいたりしたことです。
・目が見えない人は本当に不安で大変なんだと思った。
・目が見えない中で生活するのは、とても苦労すると思った。
・目が見えないのは、すごく不便だと思った。
・体に障がいがあると、いろいろな負担があることがわかりました。
・歩くことだけでもやっとなのに、
 目が見えないのにピアノとかをしてる人が本当にすごいと思った。
・目が見えない人がいたら、助けてあげる。
・目が見えなくて困っていたら助ける。声をかける。

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 世の中には実際に目が不自由な人、生まれたときからそういう人、人生の途中でそうなった人がいます。「不安」であっても「不便」であっても「負担」があって、そうした「障がい」を抱えて生きています。
 きっと、「障がい」=「人生終わり」ではなく、くじけず、気持ちで負けないで、不自由さと向き合って生きていらっしゃるのではないかと思います。

 しかし、「障がい」があっても不安にならず、不便でなく、負担が軽くなるのは、その人の努力というよりは、やはり周囲の環境によるものでしょう。
 そうした意味で、われわれも他者から見たら「環境因子」のひとつであるから、「思いやりの心」をいっそう豊かにし「相手の立場に立ち、人のための行動できる力」をいっそう強めたいなと感じさせられた授業でした。
 この学習を通じて、1年生は相手の立場に立って考える、「思いやりの心」をもつことの大切さを少し学べたようです。でも、勉強はまだまだきっと必要です。
 この学習が1歩になって、人間性を磨き上げる学びを大いにしてほしい、そう感じました。

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『情報教育教室』

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「最初から最後まで、自分の身近な内容だったので、とても参考になりました。
 インターネットやケータイをする時の意識を変えていこうと思いました。」
「スマホやパソコンは便利だけど、その分危険なんだなと思いました。
 個人情報など悪用されないように、気をつけていきたいと思います。」
「今日の話を聞いて、改めてネットの怖さや危険を知ることができました。
 そして、個人情報などをむやみに流さないように、これからも気をつけたいです。」
「自分もスマートフォンを持ってるから、気をつけなきゃいけないことがわかりました。
 これからも、悪用されたり、変なことにまきこまれないよう気をつけていこうと思う。」

 先週13日、稚内警察署生活安全課の方を講師にお迎えして、『情報教育教室』を実施しました。
 これらは、子ども達の感想の一部です。

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 『情報教育教室』で取り上げた話題・内容は、子ども達にとってはたいへん興味深いものだったようです。パワーポイントの図とお話を、みな食い入るように見つめ、聴いていました。
・プロフで書き込んだ個人情報は、「なりすまし」等悪用される危険性がある。
・グリーやモバゲーなどのゲーム、
 最初は無料だけれども、アイテム等を購入するのは有料。
 知らないうちに何万も購入してしまい、請求が来てびっくりしたという例がある。
・パスワードも安心ではない。パスワードを予想して解読し、
 人のパスワードを悪用してアイテムなどを不正取得する例がある。
・「アメーバピグ」でそういった被害を受け、警察に相談にきた生徒が稚内にもいる。
 不正取得した側は犯罪であり、中学生であってもそれは同じ。
・違法ダウンロード、違法アップロードも犯罪である。
・インターネットでアクセスした記録は、残っている。どのユーザー(誰)が、いつ、
 どのコンピューターからアクセスしたか、警察にはわかってしまう。
・例えば悪口を書き込んだら、「名誉毀損罪」等にあたるが、
 訴えられたら犯罪となる。その場合、言い訳は通用しない。

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 「LINE(ライン)」についてのお話もありました。
・「LINE」トラブルによるいじめもあり、稚内でも起きている。
・10数人のグループでチャットをしていて、ある人を「キモイ」と言うようになり、
 そのうちに盛り上がって、「殺しちゃお」という書き込みまでになり、
 警察に相談があった。
 書き込んだ方は軽い気持ち、いたずら、冗談だったようだけれども、書かれた
 相手は非常に傷ついたり、恐怖を感じたりした。これは、「脅迫罪」にあたる。
・安易に悪口は書き込まないようにしよう。

 「LINE」は、中学校の生徒指導で、現在一番課題になっているものです。
 「LINE」は、仲間と一斉に情報を共有できたり、情報交換・意見交換ができたりするので、たいへん便利なもののようです。しかし、「仲間」同士の言葉による行き来のため、互いに同調するムードができやすく、その結果どんどんエスカレートさせる作用があり、「LINE」を巡るトラブルが続発するようです。

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「私もスマホを持っていてネットを使ったりするので、
 悪用されたり、LINEでもいじめになったりすることがあったり、
 犯罪になったりするので気をつけて使っていきたいと思いました。」
 これも、『情報教育教室』の感想です。

 事前「アンケート調査」の結果、「LINE」を使っている生徒は宗谷中生の実に3分の2いることがわかりました。スマホだけでなく、パソコンやタブレット端末などでも利用しているようです。
 子ども達を「被害者」にも、「加害者」にもしたくない。
 そのために、同調してエスカレートしがちが「LINE」の利用が、悪口や事実でない情報で盛りあがるようなことがないようにしていきたいものです。

 それには、利用する子ども達自身の判断力や事実を見極める力を高めることが必要です。
 また、固定的なものの見方ではなく、よりよく変わるだろうと相手を信頼するようなものの見方・考え方に高めること。何でも同調し合うのではなく、よいところを見つけて認めあう関係、ダメと思うことを言い合える関係に子どもら集団を高めることも必要と考えます。

 『情報教育教室』を通じて、子ども達になおいっそうの学びが必要と感じました。
 同時に、大人にもまた学びが必要と感じました。
 保護者の皆さんと教職員とで一緒に学びあい、子どもが育つ環境について考え合う機会を何とか設けることはできないか・・・そんなことを感じた『情報教育教室』でした。

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授業研究-「共に学びに向かう集団」の育成をめざして

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 12日、教育局の池田指導主査を助言者にお迎えして、授業研究を行いました。
 授業学級は1年生。授業者は、布川先生と川端先生。英語科のTT授業です。
 本時の学習は、疑問詞howを使った日常生活の場面で見られる会話表現に慣れようという題材。「How many」「How much」を使ったやりとりを、仲間相手と「お店屋さんごっこ」のように表現しあって学ぶという手法で進めます。

 まずは、ウォームアップ。
 「Word List」にある英単語をペアで発音し合い、基礎的な英単語の習得・定着をねらいます。全員がペアになって、一斉に読み始めます。声がしっかり出て、みんな意欲的です。教室が一気に熱気に包まれます。子ども達の顔も笑顔です。
 続いて、本時につながるレビュー(復習)。
 「How many」「How much」「How old」「How long」の意味と使い方についてプリント学習で確認し、合わせて、表現の学習にもつなげます。
「How old、How longを使った質問を、先生方に聞きに行きましょう!」
 先生の指示を受けとめて、子ども達が参観の先生方に笑顔で向かってきます。
「How old are you?」
「How long do you live in Wakkanai?」
 教室のあちこちで、先生方は質問攻めです。女性教職員にも容赦なく・・・。

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 いよいよ本時のメイン学習、「How many」「How much」を使った会話表現の練習です。
 場面設定の「お店屋さん」は、ドーナツ屋さんです。ドーナツ屋さんで、ドーナツとドリンクを買うやりとりを店員さんとお客さんになって英会話で行います。

「じゃあ、まず先生方で見せるからね。聞いていてね。」
 布川先生が自作のドーナツ屋さんのキャップをかぶって店員さん、川端先生は1ドル札を数枚握ったお客さんです。
「Good afternoon!」
「Good afternoon!」
「OK,and here are your menus」
「Thank you!」
「OK,what do you want?」
「chocolate please」
「How many donuts do you want?」
「2 please」
「OK,anything else?」
「No,thank you.How much?」
「2 dollars」
「Here you are」
「Thank you!」
 ・・・・・・

 おお・・・。子ども達から静かなどよめきが・・・。
 英語で会話する二人の先生、何かかっこいい。
 自分もできるようになりたいな・・・そんな目の輝きで見つめています。
「じゃあ、今のやりとりを書いたプリントを配るね。それを見ながら、聞いてください。」
 再度、英会話でやりとりを演じる先生方。子ども達の意欲は、満々に満ちたようです。

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 いよいよドーナツ屋とドリンク屋のキャップと1ドル札を一人10枚ずつ、お店屋さんの注文メモ用紙を配って、3つの班で「お店屋さんごっこ」英会話の開始です。
「Good afternoon!」「Good afternoon!」
「Good afternoon!」「Good afternoon!」
「OK,and here are your menus」
「Thank you!」
「OK,what do you want?」
「OK,and here are your menus」
「Thank you!」
「OK,what do you want?」
 どの班でも、みんな、臆することなく表現を始めました。
あちこちで笑顔がこぼれます。キャップ姿が可愛いです。
どんどんテンションが上がり、アドリブまでとばす班も・・・。

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 本校の研究テーマは、『自己肯定感を持って、共に学びに向かう集団の育成』。
 教科の目標の達成と共に、どの教科でも「わかる」「できる」充実感・満足感を得させ、伝え合いや協同的な学習スタイルを取り入れて、学びの楽しさを仲間と共有し、結果として高め合う姿を授業の中でめざしています。
 この日の研究授業は、関わり合い・共に学び合う姿、そして何より笑顔があふれ、どの子も表現することを楽しそうに行っていました。

 授業後の研究協議で、こんな講評をいただきました。
「今日の授業課題の『表現する』、子ども達はそれを実践できていましたね。
 学習環境や学習をしている雰囲気がとてもよかったです。男女仲も良いですね。
 きっとそれは、どの教科でも行事などでも自己肯定感を高め、
 認め合いや協同することを意識的に追求してきた結果だと思います。」

 勿論、細部を見れば、授業づくりに課題はある。また、教科の目標達成という点でも、全員がみんなOKというわけではないでしょう。
 授業づくりに終わりはありません。
 この日の研究授業、そして研究授業まで指導案を練ったり模擬授業をしたりして研究しあったことを、本校の教員は、きっと明日からの授業の改善充実に活かしていくことでしょう。そして、学校としての共同研究を、今後もずっと大事に続けていきたいと思っています。

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