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3学期始業式

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 今日は、始業式。宗谷中の3学期が始まりました。
 中学生の冬休みは、家族ぐるみで鋭気を養うばかりではなく、3年生は受験に向けた学習会を行い、1・2年生には部活動があります。ですから、子ども達は先週からリズムを取り戻しつつあったことでしょう。

 そうはいっても、今日から正式に学校が再開。
 嬉しいことに、全員が元気に登校してくれました。
 
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 早速、始業式です。
 それぞれの学年から代表者による決意発表がありました。
「3学期はけじめをしっかりつけ、
 勉強では集中力を高めて良い結果を残せるようにがんばります。
 卒業式では3年生が気持ちよく卒業できるように、
 全員で今までの感謝をこめてしっかり準備をしていきます。」
「3学期にはテストがあります。学び合って、教え合って、良い結果を出したいです。
 卒業式では、3年生が『この学校で良かった』と思えるように、
 1・2年生でしていきたいです。」
「冬休み期間中、生活リズム・体調管理に気をつけて学習できました。
 入試に向けて、受験勉強をがんばっていきます。」
 3学年それぞれが、学力アップ、進路実現の決意を語りました。また、1・2年生は、先輩3年生の晴れの卒業式への責任を語ってくれました。

 生徒会役員代表からも呼びかけがありました。
「3学期は、最高の仲間になるために、
 自分がやるべきことを見つけて、最後まで粘り強くやっていきましょう。
 元気よく挨拶し、信頼できる仲間づくりを進めましょう。」
 全員が呼びかけを受けとめたようです。

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 私からは、3学期に「3つの目標」を提起しました。
 1つは、3年生の進路実現、1・2年生の新しい学年になるにふさわしい自分づくり。
 2つめは、生徒会のテーマ『心優』を実現するために、自分が行動すること。
 3つめは、感動的な卒業式を創造すること。

 子ども達ががんばりたいと思うことと、ちょうど重なったようです。

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 始業式・学級活動が終わったら、今度は休み明けテストに取り組んだ子ども達。
 数学・理科、しんとした体育館で、全校生徒が熱心に力試しを行っています。

 3年生には30数日の3学期登校日。私立入試までひと月を切り、公立入試までも6週間あまりです。
 1・2年生には40数日の登校日数。自分をよりよく高めていくのに、多くの日数があるわけではありません。
 少ない日数を大切に使い、進路実現・自分育ちをかちとり、仲間づくりをすすめ、感動的な卒業式でフィナーレを飾る3学期を学校ぐるみでつくっていきたいと思っています。

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明けましておめでとうございます

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 新年あけましておめでとうございます。

 写真は、1月8日のおだやかな清浜の風景です。
 海の向こうにサハリンが遠望できました。この日は風もなく、さほど寒くもなく、おだやかな新年の日和でした。

 保護者の皆さん・地域の皆さん・読者の皆さん、旧年中はご愛読、応援、たいへんありがとうございました。本年も宗谷中、宗谷中HPをどうか宜しくお願いいたします。

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 一転して、昨日10日からは第1級の寒波が到来し、昨日・今日、稚内は真冬日です。昨日は幸い風が強くありませんでしたが、それでも体が縮こまる寒さでした。
 稚内では大雪だったようですね。清浜は、稚内ほどの積雪ではありませんでした。25km~30kmほど離れていると、天候にもやや違いがでるものです。
 今日は風があり、昨日以上に寒い清浜です。

 さて、ホームページを開いてみると、年が明けて日ごとアクセス数が増えてびっくりしています。学校は冬休み。子ども達も家庭で充電中の期間ですから、更新が期待されている分けではないと思うのですが・・・。

 アクセスが途切れないのは、きっと、朝日新聞の記事のおかげでしょう。
 1月6日付けの朝日新聞全道版に本校が取り上げられました。

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 昨年11月、本校のHPを見て関心を持たれた朝日新聞の記者さんから問い合わせがあり、丁度そのすぐ後に『水産タイム発表会』があるので、宗谷中の産業教育のことを知りたいのならその場にどうぞとお誘いしたら、わざわざ取材に見えられました。
 その時の取材をもとにした記事です。さわりは、こんな具合です。

『教育2014北海道 宗谷中、地域が育む産業教育』
3年で漁労・加工・流通体験―食を学ぶ
 全国最北端・稚内市にある宗谷中学校。保護者の約9割が漁業関係者という同校の体育館に昨年11月、小学生から大人まで50人を超す人たちが集まった。
 45年目になる「産業教育」の発表会。全校生徒34人が班に分かれ、パワーポイントを使いながら工夫をこらす。ホタテの模型でむき身の取り方を実演したり、工場見学の様子を寸劇にしたり。観客もパイプいすから身を乗り出すように舞台を見つめ、耳を傾けた。
 1年生は漁を体験し、2年生はタコの薫製づくりを中心に加工を学び、3年生は自分たちでつくったホタテの薫製を販売する。地元の特産品を通じて、3年間で漁労、製造・加工、流通までを体験するのが「産業教育」だ。・・・(朝日新聞より)

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 記事は6段抜きで、ずいぶん大きく取り上げてくれました。

 長い期間、本校の産業教育を見続け、支援もしてくださっている成田さんも取材され、こんなふうに記事になっています。

「親が漁業関係者だとしても手伝うのが当たり前という環境は、もう昔のこと。」
 産業教育のために、長年船を出してきた漁師の成田功さんは話す。産業教育が始まった1968年は宗谷の漁獲高が減少し、若者が職を求めて外へ出る時代だったという。
「ここで生きる方法を子ども達に身につけさせてほしい」・・・
「子ども達がどのような道を選んでも、社会に出たときに、一歩を踏み出すたくましさ、『生きる力』を教えたいという気持ちに変わりはない」
 産業教育は「地域の財産だ」という。

 そして、記事の最後は、こう締めくくられています。

 水産部の3年生はもうすぐ後輩たちへの引継ぎを迎える。
 畑さんは後輩たちに、
「地域に支えられてやってこられている、ここにしかない伝統なんだと言うことを伝えたい。」と胸を張った。

 地域に支えられ、子どもが誇りをもち意欲を持って取り組める教育活動あってこそ、存立意義があり信頼される学校となることができます。
 産業教育をこれからも継承・発展していきたい。そして、未来の子ども達にも自尊感情と誇りを育て、未来にわたって地域に信頼される宗谷中学校にしていきたい。
 そんな決意を新たにした、年頭です。

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「輪」を大切にして…

冬休み学習会そして2013年の終了―皆さん良いお年を!

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 12月26日、冬休み第1日目。
 朝、8時5分を過ぎた頃に、第1号の子どもが学校にやってきました。
 続いて、8時10分にもならないうちに、二人目の子どもがやってきました。
 今日から2日間行われる、『冬休み学習会』のためです。
 ちなみに、冬休み学習会の開始時刻は、9時です。

 スクールバスの運転手の近藤さんが、感心して言います。
「やっぱり、これくらいの時間に来ると思った。
 宗谷中の子ども達なら、来るの、早いものね。」
 本当に、びっくりです。

 冬休み第1日目からの学習会自体、ぐえ~っと思う中学生がいてもおかしくないのに、余裕を持って登校です。しかも、昨日はクリスマス。ホームパーティーを開いて、もしかしたら少し遅くまで楽しんだ家庭もあっただろうに・・・。子ども達の真面目さに頭が下がります。

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 9時からは、いよいよ学習会の開始です。
 1コマ目に国語に取り組んでいるのは、3年生。
 そっと覗くと、ピリピリとした緊張感が伝わってきます。
 受験がいよいよ迫り、やる気・決意、背水の陣(?)の思いがみなぎっている感です。教室のドアに手をかけるのが、ためらわれました。

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 2年生は笑顔もこぼれています。
 自力でしゃかしゃかやれてる子、Ipadを使って漢字練習をしている子も。
 先生に漢字問題を出してもらっているのは、Y斗君。
 「ん・・・」と考え、送り仮名を書いては消し、書いては消しています。時折、笑顔を見えていたので、ちょいとヒントを出して関わったら・・・何と、テスト中でした。ごめん!
 ヒントは結局活かされなかったみたいでしたが・・・。

 1年生の1コマ目は、英語。
 それぞれプリントに取り組んだ後は、グループになって学びあい。
「これ、have? has?」
「○○ and ○○ だから、hasじゃない?」
「いや、haveだわ。」
「そうだ、そうだ。」
 なかなか一緒に学べているようです。

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 そして、今日27日の学習会第2回目。
 ところが、暴風雪警報の発令と悪天候で、やむなく中止に。
 外は今年一番の猛烈な風。雪がつくと、景色が白くかすみます。荒れるのはわかっていたものの、午前中は大丈夫かな?と、甘く見積もってしまいました。
 早めに登校した1年生もいて、お迎えをお願いしました。申し訳ありません。

 さて、終業式後も息づいていた学校も、いよいよ今日で最終日。
 明日から年末・年始休暇に入ります。子ども達も、やっとお休みです。
 3年生は受験を控えていて、心が安まらない人もいるかもしれません。
 でも、年越し・正月くらいは、みんなゆっくり家族団らんを楽しんでほしいものです。

 それから、2学期間、そしてこの1年、ずっとがんばってきた先生方。
 部活があり、子ども達が帰ってからようやく授業準備・教材研究の時間となる先生方には、本当に苦労をかけたなと思うし、よくがんばってもらったと思っています。お疲れ様。
 先生方も、年末・年始、ぜひリフレッシュしてほしいと思います。

 それでは皆さん、2013年は、今回でおしまいです。
 良いお年を! 来年も愛読を何とぞお願いいたします。(笑)

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12月27日の展望台からの景色

2学期終了―「輪」を強め、飛躍した子ども達

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 12月25日、2学期が終了しました。
 長い2学期、たくさんの行事・取り組み・出来事がありましたが、あっという間に過ぎてしまった感があります。
 それだけ、子ども達のがんばり、学びに満ちた2学期であったと思います。
 終業式では、次のようにそれを伝えました。

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1.「輪」を強めて終わることができた、宗谷中の2013年でした。
 先週の生徒総会で、『心優』をめざす第一歩として、「信頼される仲間って?」というテーマで語り合いが行われました。その中で、「信頼される仲間」「自分がめざす姿」が共通になりました。
「笑顔」「思いやり」「優しさ」「あいさつ」、「楽しい」「協力」「応援」「一生懸命」
「うそをつかない」「暴力や悪口を言わない」「傷つけない」「一人にしない」・・・
 宗谷中でも、今年の漢字である「輪」を強めて1年の締めくくりができたこと、生徒会と全校生徒の手でそれができたことを、とても誇らしく思います。

2.「飛躍の2学期」になりました。
 基礎学の表彰で、全教科制覇・学年制覇をした人が多数生まれました。
 中体連新人戦において、歴史的な1勝と準優勝を遂げた野球部。
 文化祭では、心が1つになった全校合唱、学年ごとの熱演は、会場のみんなの心を熱くし、楽しい気持ちにさせ、心から大きな拍手をいただきました。
 水産タイム発表会では、学年ごとに、小グループで、学んだことを工夫を凝らしてまとめ、豊かな発表がなされました。発表には、全員がしっかり役割をもって参加し、みんなが表現できました。
 これらは全て、宗谷中生の「飛躍」した姿です。8月始業式で「飛躍の2学期にしよう」と呼びかけましたが、皆さんはしっかりやりとげました。

3.「たくましさ」が増しました。
 欠席数が全体的に1学期より減ったこと、欠席0の人が増えました。これは、肉体的にたくましくなったことを示しています。
 体だけではありません。心もたくましくなりました。
 「提出物の期限内提出が増えた」とほめられている人がいます。また、「努力する才能がある」と称せられる人もいます。心がたくましくなった例です。
 人間は不完全ですから、失敗します。自己嫌悪に陥ったり、人を悲しませたりもします。
 でも、いつまでもそこでたじろいでいるのではなく、失敗や悲しみを学びやバネにして、未来に向かって歩き出したのも2学期の宗谷中の大きな出来事です。
 それは、まさしく「たくましさ」の現れです。

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 宗谷中の2013年は「輪」が強まった1年であり、宗谷中の2学期は「飛躍の2学期」、「たくましさが増した2学期」でした。本当に、みんな、よくがんばってくれました。

 ところで、飛躍=ジャンプは、一度膝を折り曲げなければできません。つまり、飛躍のためには、準備が必要なのです。
 2学期飛躍できた皆さん方と宗谷中にも、「努力」という確かな準備・裏付けがあります。
 学びあい・家庭学習の努力、コツコツと積み上げた練習、チームづくり、学級・縦割り・生徒会での議論や葛藤、絆を強める関わり合いや相互激励などなど。
 こうした努力、準備が、飛躍を生み出したのです。
 努力・準備が飛躍を生み出すことを、全員がしっかり胸に刻み、2学期終了の後に待ち受けている、進級・進路実現などの課題に立ち向かってきましょう。

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 終業式では、学年代表・生徒会役員からも発表がありました。

「1学期で成長できたことは、協力しあうことです。
 初めての文化祭でとまどうこともありましたが、
 みんなで協力しあってやりとげることができました。」
 1年生代表の朱海さんは、元気にハキハキと発表しました。

「文化祭は、始めはたいへんでしたが、一人ひとり目標を持って取り組み、
 最後までやりきることができました。
 冬休みは、たまにはoffにしますが、がんばります。」
 2年生代表の幸大君は、落ち着いた声でしっとりと発表しました。

 3年生代表の哲平君も、低い落ち着いた声で堂々と発表しました。
「学習では、家庭学習の平均時間が増え、教え合いもできました。
 生活では、学級のみんなと以前よりよく話せるようになりました。
 冬休みは、毎日3時間以上学習します。」

 生徒会代表の挨拶は、1年生の雅さんでした。
「2学期は、いろいろな行事があったけれど、文化祭ではみんなが団結できました。
 全校34人が力を合わせて、文化祭を成功させることができました。
 生徒総会では、話し合いがとてもよかったです。
 みんなの意見には思いがこもっていました。」

 みんなで学び、力を合わせて取り組んでかちえた、飛躍した自分、飛躍した学級、飛躍した生徒会を一人ひとりの自信にしていこう。
 そして、仲間と『心優』となって、勇気をもって次に進んでいこう。

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式の前段に表彰式。たくさんの表彰がありました。
これも「飛躍」の証明。

メリークリスマス*サンタがやってきた

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 宗谷中に、今年もサンタさんがやってきました。
 よい子で、がんばった宗谷中生に、プレゼントをもって参上です。
 イブの24日、昼休みのことです。

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 企画は、生徒会文化常任委員会。
 全校生徒が呼びかけに応えて、多目的ホールに集まりました。
「それでは、サンタさんの登場です。みんなで、サンタさんを呼びましょう。」
「サンタさ~ん!」
 みんなもちゃんと乗ってくれて、サンタを呼びました。 
 赤い衣装と白いひげのサンタクロースが登場です。会場に笑みとざわめきが広がりました。

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「それでは、サンタさんからのプレゼントを配ります。」
 文化常任委員のメンバーが手分けして、個装したおやつの入ったプレゼントをみんなに配っています。みんな、笑顔で受け取ります。
 プレゼントには、一人ひとりの名前入りのメッセージカード付きです。
 この日のために、先週昼休みに準備をしていた、文化常任委員の面々です。

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「それでは、これでサンタさんが帰ります。
 来年もプレゼントがもらえるように、よい子でいましょう。」
「は~い」という返事はなかったですが、きっとみんなよい子でいてくれることでしょう。

「みんなが笑顔になれる活動をやりとげる」
 この目標を掲げた文化常任委員会が、まず1つみんなが笑顔になる取り組みを行いました。
 ささやかだけれど、こんな小さな積み重ねが、仲間の心と心をつなぎ、安心感のある楽しい学校を創りあげていくのです。文化常任委員の皆さん、ありがとう!

 今日は2学期最後の日。終業式は、午後からです。  

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生徒総会Ⅱ―「信頼し合える仲間」って?

 生徒総会パートⅡ。
 さあ、グループでの話し合い。テーマは、「信頼し合える仲間って、どんな仲間?」。
 どんな話し合いになるのか、楽しみでもあり不安でもありました。

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「笑顔」「思いやり」「優しさ」「あいさつ」
「楽しい」「協力」「応援」「一生懸命」
「うそをつかない」「暴力や悪口を言わない」「守る」「傷つけない」
「知り合う」「ほめ合う」「伝え合う」「コミュニケーション」
「常識」「信用」「理解し合える」「友情」
「良い雰囲気」「切磋琢磨」「一人にしない」・・・

 話し合いが終わり、7つのグループから、「信頼し合える仲間」になるための「要素」がたくさん出されました。
 各グループの発表を見守る目も、みな穏やかです。 

 「信頼し合える仲間」に求めるものが、こんなに出るとは驚きでした。
「信頼するって奥が深いと、改めてそう感じました」
総会の終わりの挨拶で、感想をそう子ども達に伝えました。
子ども達も、先生方もきっと、同じように感じたのではないでしょうか?

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「それでは、まず5分で、自分の考えを書いて下さい」
 話し合いの始まりは、とっても静かなものでした。
 各テーブルの司会担当の子が付箋を配り、まずそれぞれが自分の思う「信頼される仲間」の姿を思いつく限り書き始めました。どんどん書く子もいれば、「んん・・・」と考えている子もいます。それでも、全ての子ども達が何かかしら書いているようでした。
 会場が徐々に熱を帯び、まだ書いている子、考えている子がいます。
「まだあるようなので、あと3分延長します。」
 子どもの前に、記入された付箋がたくさん並びました。

 次は、種類分けです。似たような意見をまとめていきます。
「じゃあ、自分の付箋、1つ言ってください。」
「え~っとね、・・・」
「同じ意見ある人?!」「はい。」
「これって、同じだよね?」「これもか?!」
「じゃあ、次!」
 グループごとに、ああだこうだと言いながらジャンル分けです。
 同じ種類と思われる付箋を縦に並べていくグループ、端を少し重ねながらまとめるグループ、並べ方もいろいろです。

 静かに始まった会場に、いつの間にかあちこちで笑顔が咲き誇り、笑い声も聞こえ、話し合いの声はだんだん大きくなってきています。

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 ジャンル分けができたら、ジャンルごとの組み分けの名前を考えます。
 それが、始めに書いた「要素」です。その近くに、その理由も書き込みました。
 そして、グループごとに、「信頼し合える仲間」像を1枚の模造紙にまとめました。

 各グループがまとめた模造紙を提示しながら、話し合ったことをかいつまんで報告しあい、互いに賞賛の拍手をしあいました。子ども達の顔もすっかりなごんでいます。
 自分の考えを出せたこと、出し合えたこと、「種類分け」で意見を和やかに交換し合えたこと、それを相談し合いながらまとめたことに、どうやら満足感をもてたようです。

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 総会の最後に、お話をさせてもらう機会をもらったので、こんな激励を送りました。

「『心優』をめざす第一歩として、話し合いを生徒会新役員は考え実施しました。
 笑顔があり、笑いがあり、話し合う声が大きくなってきました。
 グループ討議は大成功です。新役員は、まず大きな仕事をしたと思います。」

「さて、『信頼し合える仲間』の要素が、たくさん出されました。
 『笑顔』『思いやり』『協力』・・・信頼するって奥が深いと、改めて感じました。
 これは、自分が相手や仲間に求めるものです。
 それと同時に、相手や仲間から自分が求められることでもあります。
 『信頼される自分』になるためのイメージが、
 お互いに共有できたのではないでしょうか?」

「笑顔、笑いが生まれ、声がどんどん大きくなったのは、安心感が広がったからです。
 それは、思っていることを言葉にし、声にしたことで、気持ちがわかったこと、
 自分と同じように仲間も願っていることがわかったからです。
 表現し、思いを伝えることで安心感が広がる。
 ぜひ、このことをこれからの生活、生徒会活動で忘れないようにしましょう。」

「人間は不完全です。失敗もします。でも、人間は成長できます。
 一人では限りがあっても、仲間がいれば、どんどん高まり合うことができます。
 仲間が『心優』になれば、一人一人全員が高まり、
 そして、楽しい宗谷中にすることができます。
 今日のことをスタートに、今日のことを忘れず、
 もっと楽しい宗谷中を、みんなでつくっていきましょう!
 先生方も、皆さん方を全力で応援します。」

 がんばろう子ども達。がんばろう生徒会。
 保護者の皆さん、地域の皆さん、子ども達への応援、引き続き宜しくお願いします。

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生徒総会―新スローガン「心優」をめざす旅のスタート

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 昨日、12月19日、平成25年度後期生徒総会が開かれました。
 今年度の前期を総括するとともに、新役員のもとでの生徒会新スローガンや各常任委員会の活動目標と計画の承認などが議題です。
 新スローガンは、
『心優(しんゆう)~思いやりを持って、信頼し合える仲間をつくろう~』。

 今回の総会の特色は、「話し合い」を取り入れること。
 『心優』をめざしあう第一歩として、「信頼し合える仲間って、どんな仲間?」ということをグループエンカウンターの手法を使って子ども達に話し合わせ、めざす姿を少しでも共通にしあおうというわけです。また、その話し合いを通じて、わかりあいやつながりが深まれば、さらに嬉しいことです。
 そのために、グループの司会者・記録者も事前に決め、打合せを行ってきました。けれども、生徒総会では初めてのやり方です。さてどういう様相を示すでしょうか?!

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 生徒総会では、まず、前期の総括を行いました。
 前期生徒会テーマは、『ポジティブ~積極的に行動しよう』。
・文化祭などの行事でみんな積極的に動けていた。
・あいさつが増えてよかった。
・1年間続けてみて、少しずつポジティブになれたと思う。目標が定着したのでよかった。
 以上の、役員による「振り返り」を全校で承認し合いました。
 その後、厚生常任委員会は「達成度95%。計画したものは全部できた(マイナス5%は、たまに仕事を忘れた・・・)、文化常任委員会は「楽しんでもらえた。全校生徒が盛り上がっていて、笑顔で私たちも楽しんでできた」という及第点の自己評価。そのことも、全校生徒で承認し合いました。
 また、各学年からも、学級目標達成に向けての取り組みの振り返り、中間総括が出し合われました。達成度自己評価は、3年生だけは95%と高いですが、2年生は68点、1年生は70%ぐらい。まだまだがんばり課題、学級がよりよくなっていく余地があるという振り返り。学級目標に関わる取り組みは、3学期にも続く課題です。

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 続いて、新体制にチェンジして、後期の生徒会スローガン、厚生常任委員会・文化常任委員会、各学年の活動目標と活動計画の提案です。
 役員会は、新スローガンの提示と共に、2つの重点目標を提案しました。
○聞きやすい声であいさつをしよう!
○相手の気持ちを考えて行動しよう!

厚生常任委員会の目標は、
・学校に来たくなるように、全校みんなで校内をキレイにしよう!
・仕事を忘れないようにして、仲間と意見を言い合い、協力して活動する!
 始めの活動は、げた箱そうじ。2学期中にやるそうです。

 文化常任委員会の目標は、
・みんなが笑顔になれる活動をやりとげる。
早速、「XMASソング・サンタのプレゼント」企画があるそうです。

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 各学年の取り組みも発表され、全ての提案が承認されました。
 さあ、いよいよ今回の総会の目玉、話し合いです。
 まず、生徒会役員がやり方を説明します。
 ホワイトボードを使い、話し合いのテーマ、グループごとに行うことの手順、やり方などを伝えます。ちょっと声が小さいです。
「わかりましたか?」
「はい」と、子ども達が静かに反応しました。
 子ども達は説明を聞き取って、これから何を、どうするのか、受けとめたようです。

 はたして、どんな話し合いになるのでしょうか?! 

(つづく)

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■文武両道―バランスのとれた成長をめざして

今朝の風景―雪がまた消えました・・・
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 今朝の『朝の打合せ票』の「教頭先生からの3行メッセージ」に、こんな報告が。

「『教頭先生見て下さい』と差し出した左手にはつぶれたマメの痕が。
 『手がボロボロになるまで振れ』と行った言葉を覚えていたR哲くん。
 まっすぐな心に触れた瞬間でした。」

 R哲君は、野球部の1年生です。手にマメができ、それがつぶれて、そして固まるほど、何千回もバットを振り続けてきたのでしょう。
 R哲君は、今年の新人戦において歴史的な1勝を挙げたチームで、大活躍をしました。
 しかし、「活躍」までには「失敗」も山ほどしました。試合中、守備でキャッチしたボールを持ち続けておろおろして進塁を許したり、バッターでサインを実行しなかったりして、監督からきびしく叱られたりもしていました。
 その子が新人戦では攻守に大活躍をし、勝利に大いに貢献しました。
 その「伸び」は、いったいどこから来たのでしょう?
 教頭先生が紹介してくれたエピソードが、それを物語っています。

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 このところ、朝の多目的ホールでは、熱心にプリントに向かう生徒の姿を見かけます。『基礎学』の再テストを受けている生徒です。

 宗谷中の「基礎学」は、「学び方」を身につけさせ、5教科の中学校卒業段階で身につけておきたい基礎的な知識・技能を定着させることを目的に行っています。
 「学び方」を身につけることと「基礎的知識・技能」の定着をセットで達成するために、
①毎日の放課後学習・計画的な家庭学習を経て、
②国語・数学・英語の3教科については、
 週に1度の『基礎学の時間』に「合格認定テスト」を受けて定着度を測り、
 理科・社会については、授業の中で「合格認定テスト」を実施、
③「合格」者は次のレベルにチャレンジするというやり方で進めています。

 残念ながら1回目で合格点に達しなかった子は、再学習して再テストに挑みます。
 今朝は、社会科テストの再チャレンジのようでした。何しろ、社会科の合格点は90%正解。なかなかハードルが高いですが、みながんばってチャレンジしてくれています。

 かしこい子・やさしい子・たくましい子に育むよう、文武両道を奨励する宗谷中。
 心技体のバランスのとれた成長が、どの子にも図られるように取り組んでいます。


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何やら楽しげな企画を準備中の文化常任委員会の面々

新生徒会役員の意欲

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 宗谷中生徒会の新役員体制が確立しました。
 今年度の後期と来年度の前期、つまりこれから1年間が任期です。
 新生徒会は、新たな全校スローガンを次のように提案しています。
『心優(しんゆう)~思いやりを持って、信頼し合える仲間をつくろう~』
 設定の理由には、こう記されています。
「やさしさ、心を一つにすることを大切にして、仲間と信頼し合える関係を築いていこう! という願いを込めて、このスローガンを設定しました。」

 宗谷中は、生徒一人ひとりが「かしこく・やさしく・たくましく」育つことをめざす学校。
 『心優』は、その「やさしく」をまさにめざすものです。と同時に、全校が「心優」に向かって相互の信頼関係を深めることは、学びあいや高まりあいにもきっと転化し、宗谷中生全員が必ずや「かしこく」もなり、「たくましく」もなっていくことでしょう。

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 意欲を持って立候補し、役員となった4名へのささやかながら激励する場をもちました。4人からは、次のような力強い決意を聞くことができました。
瀧会長「他学年同士の関わり合いが今よりもっと増えて、
     積極的に関わり合える学校にしたいです。
     今年残された行事もみんなで協力してできるようにし、
     みんなが来たいと思える学校にします。」
川口副会長「全校集会とかで挨拶することが多くなると思うので、
        大きな声で、みんなにわかりやすく伝えられるようにがんばります。」
神野書記「スローガン通りになることをめざします。
      みんなが安心して登校できる学校にします。」
岩本議長「生徒会役員として、活動するときには自信をもってやりたいです。
      全校生徒が、全校のことを考えて行動する学校にしたいです。」

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 宗谷中生徒会には、誇れる『生徒会憲章』があります。
 宗谷中生徒会憲章は、次のフレーズから始まります。
「いじめがなく、みんなが学校に来ることが楽しいと思えるように学習や様々な活動など学校生活の意欲を高め、それを通じて友達とのコミュニケーションの輪を広げることを願ってこの憲章を定めます。」
そして、めざす学校を次のように宣言しています。
★仲間を大切にし、励まし合って喜びを分かち合える学校
★みんなが生き生きと自分の輝ける場所があって、どんな時も挑戦し続ける学校
★社会で活躍できるような、希望あふれる明るい未来をめざして、
 今を学び続ける学校

 新生徒会役員が言う、
「みんなが来たいと思える学校」
「みんなが安心して登校できる学校」
「全校生徒が、全校のことを考えて行動する学校」
も、『生徒会憲章』の精神とめざす学校像にしっかり重なり合っています。

 新生徒会役員には、初心の決意を忘れずに、協力しあってよりよい宗谷中づくりに立ち向かってほしいと願っています。
 新生徒会役員が掲げた全校スローガンは、全校の仲間から必ずや支持され、全校みんなが「心優」になる取り組みがこれから展開されていくことでしょう。

 新たなスローガンを意思統一する生徒総会は、来週19日です。

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例年より遅く本格的な冬の到来です。

『読書感想文コンクール』から

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 8日(日)、市立図書館において、『読書感想文コンクール』表彰式が行われました。
 本校から、優秀作・佳作に選出され、表彰の栄誉に浴した生徒が2名も出ました。
 1年生の優斗君と3年生の亜里香さんです。
 2名とも表彰式に臨み、稚内市教育委員会表教育長より表彰状を授与されました。
「おめでとう。」と声をかけると、二人ともはにかんだ笑顔で、
「ありがとうございます。」と応えてくれました。 

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 優斗君の受賞作は、『「手紙屋」を読んで』。『手紙屋』は喜多川泰さんが書いた本のようです。私は読んだことはないのですが、興味が引かれるタイトルです。
 感想文の冒頭は、こんな出だしになっています。

 「何のために勉強するのだろう」僕は勉強が嫌いで、このことをよく思います。この本はその疑問を解決していく物語になっていて、とても興味を持ち、この本を感想文に書こうと選びました。
 主人公の和花は僕と同じく、勉強が嫌いで「何のためにやるんだろう」と思っています。
 夏休み兄の所に行くことになったのですが、そこで兄もやった手紙屋との手紙のやりとりをする事になります。手紙屋とは、手紙を通じて悩みの相談に乗ってくれる人のことです。和花は勉強をお題に手紙を書きます。手紙のやりとりの中で、「勉強の大切さ」を知っていき、最後には和花の運命も変えてしまうのです。・・・

 優斗君自身、この本の中で、いろいろな「心に残る言葉」に出会いました。
「勉強は1つの道具である」
「成功するために必要なものは方法ではなく行動」
「困難を可能にするのは『意志』なのだ」
「すべての教科が、人生を豊かにする」
「今日一日の勉強が将来の世界を大きく変える」
 優斗君は、これらの言葉から考えを巡らせ、不思議に思ったり、自分のこれまでと付き合わせて合点がいったり、納得したり、そうは思えないと思ったりします。
 そして、次のように結んでいます。

 僕はこれから勉強と言う道具を生かして、将来の自分の人生をできるだけ豊かにしていけるようにしたいと思いました。しかし、すぐには勉強を好きにはなれません。なので、この本に書かれた勉強の豊かさを信じて・・・少しずつ勉強を好きになって、将来につながって行ければいいと思っています。

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 亜里香さんの感想文も、印象的な出だしから始まります。

 みなさんは、これまでに死にたいと思ったことはありますか? 私は何回かあります。ですが、この本を読んだら簡単に死にたいと言ってはいけないな、と思えました。
 この本を読んだきっかけは、題名に興味が湧き、裏表紙を読むと「どんなキツいことがあっても耐えられるという星のかけら」と書いてあり、さらに興味が湧いたので読んでみました。

 亜里香さんの感想文タイトルは、『「星のかけら」を読んで』です。

 星のかけらとは、それを手に入れたらどんなキツいことがあっても耐えられるお守りで、誰かが死んだ交通事故の現場に落ちているという噂をきき、いじめられっ子のユウキ、塾で知り合ったマサヤ、ユウキの幼なじみのエリカの3人が、昔交通事故にあった現場に行くと、6年前に交通事故で死んだ幽霊のフミちゃんと出会います。
 これをきっかけに、生きること死ぬことについて3人が深く知っていき、これから強く生きることを心に決めるお話です。

 亜里香さんは本の中で、「私の心が動かされたセリフが2つあります。」と書いています。
1つめは、エリカがユウキに言った、
「人間ってさ、みんな、ぎりぎりのところで生きているんじゃないっていう気がするの。」
2つめは、フミちゃんのお母さんが言った、
「『死ぬ』っていうのはただ、『いなくなる』っていうだけじゃないの。
 『生きられなくなっちゃう』ってことなの。」

 この本の中のこうしたセリフなどを通じて、感じたり考えたりした亜里香さんは、次のように感想文を結んでいます。

 ・・・生きたくても生きられなくなってしまった人はたくさんいると考えたら、簡単に死にたいなんて言ってはならないんだなと思います。人は生まれてきて、そして、最後まで生きたら、それだけ色々な経験や思い出など、生きてたくさん出来ることがあるからです。
 今、私は死について、生きることについて考える良い機会を得られました。それも、『星のかけら』を読んだおかげです。

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 読書って、いいですね。
 いろいろな人の生き方や考えにふれることができる。
 自分ができない体験を感じたり学んだりすることもできる。
 子ども達の読書は、目の前の世界を広げ、見える景色を彩り豊かにするのです。

 『読書感想文コンクール』審査委員長の先生が『読書感想文コンクール読書感想文集』の「総評」でこんなことを記しています。

 ・・・審査で読ませていただく読書感想文の中には、書くことのたいへんさよりも、「読書をして成長できた!」「登場人物に会えてよかった!」という気持ちがいっぱいあふれています。
 ・・・本を読みながら一喜一憂し、喜怒哀楽を感じた「熱」や「生の感情」が、そして、人に伝えるためによりわかりやすい文章にしようという気持ちが、文字や文章から伝わってくるのです。読書感想文を書いているみなさんは、もはや「作家」そのものです。
 ・・・「作家」さんを温かく見守っていただいたご家庭のみなさん、また、ご指導いただいた先生方にこの場を借りてお礼申し上げます。

 私もまた、感想文にチャレンジした子ども達とそれを奨励し支えてくれた先生方、そしてがんばりを見守り努力したことを認めて励まして下さった保護者の皆さんに、心より感謝いたします。
 楽しい読書、ぜひ家族みんなで「家読(うちどく)」を! 

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